Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

情けないやら淋しいのやら・・。

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    先日、帰省したことはご案内のとおり。でもね、故郷には地方再生や地域活性化などとは、程遠い現実があった。行政、報道、地域金融機関や中小企業団体や地元の商店街など、誰も真剣に地域の復活など考えていないのが分かったからだ。

 

    むしろ、このままでは、さらに事態は悪化し、もしやコミュニテイ復活など夢のまた夢になるかもしれないのだ!なぜこんなことを申しあげるかというと、地元紙面の掲載記事に驚いたからだ。

 

    日本語どころか、方言もなければ、地元だけに通用する表現や記事は消え失せ、週末ともなると、英語をはじめ、中国語、韓国語、ポルトガル語ベトナム語ミャンマー語までその全面紙面にこうした記事が何面にも及ぶ。こうなると地元紙は一体どこの地域のマスコミで、誰に対して報道しているのかをも疑いたくなる。

 

    今やそれほど、地元、地域、隣組や町内会に第三国人が紛れているのだ。新聞購読数さえ上がれば何をしても結構、というような報道機関の営業姿勢、販売戦略は如何なものか?

 

    こうした記事を除けば、あとの紙面はCMや広告に御誕生祝におくやみ欄だけだ。これでは在来住民は地元紙に少しも魅力を感じず、紙面を面白く読まない。

 

    コミュニテイを創生、再生するには、地元の機関や組織に行政は、相応の地域歴史とその地の文化や価値観を見抜けなければならい。購読数や売上だけに目が向いては、本来の地域復活なぞ程遠い。まして、報道機関がオピニオンリーダーとなって地域主導、再生なぞ到底叶わない。

 

    そうした反動なのか、最近、地方議員先生や警察、教育関係者に不正の横行が目につく。だれも地元のために、「命」を賭して生きていくような気概を持っている人々は少なくなってきたようだ。長老、語り部などを大切し、その地域の歴史、価値観や文化を育まないとその地は簡単に崩壊、消滅してしまうニダ。

 

    そういえば、この間、田舎に帰省した時もご近所やご親戚との会話も極端に少なくなったと感じた。だれも、「公助」はともかく、地域の「共助」、「扶助」、「自助」や「お互いさま」に、「余計なお世話に、ご厄介さま」などの打算抜きの世話焼きの方々が少なくなったのかも知れない。

 

    地方紙(山梨日日新聞)の全面をみて、ここに育ったのかと思うと、急に淋しくなった。