Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ならぬものは、なりませぬ(キミ・シリーズ2―1)!

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   「キミ、すでに腐れたもう!!!!」。さる4月1日(月)の改元での新聞各社の号外と、無料頒布されたコカ・コーラの新元号ラベル付のボトルがセットになって、発表当日の夕刻からこれらがネットオークションに出回った。このお祭り騒ぎ、無節操で不道徳にも程がある。

 

    しかも、オークションではこのセットが数万円の値段で落札され、呑み干したカラのボトルも数千円で落札されたのには空いた口が塞がらない。かくもいつから日本人の情緒や精神構造が崩壊してしまったのか。京都大学前の交差点での炬燵の持出し、渋谷の交差点のど真ん中でのベッドのごろ寝、バカッターやフェイク・ニュースの増殖と、いつからこのニッポン民族はヘタレ、倫理や道徳観を失ってしまったのか。

 

    これでは、さすがに隣国の民度を笑えない。その原因は、幼児・学校教育なのか、躾なのか、はたまた家庭環境なのか、親兄弟の責任なのか、そしてそれは社会のせいなのか。よく考えてみると、これは「お笑い」の世界に通じるものがある。噺や語りに笑い、間に笑い、仕草に笑っていたものが、コント55号やドリフの時代からドタバタで笑いを取るようになり、今では裸になって、ドツキ合いまでして流血までもしない限り笑いが取れなくなった。ここまでくるとこれはもう芸域を超え、下世話で下衆下劣の「猫跨ぎ」以外の何ものでもない。

 

    アイドルもそうだ。昔のアイドルはテレビで観るのが精いっぱいで、彼女らがトイレに行くことなどすら想像できなかった。ところが今では、集団アイドルばかりで誰が入れ替わろうと全く分からず、そのグループの卒業生も含め、アイドルも誰かれとなく握手はするわ、触れるわ、平気でタメ口や下ネタを口にして「ウケ」を狙う。それを見る側も、ファンも、聴衆も、観衆も、社会も、今のお笑い芸人、タレントやアイドルと同じように粗悪で劣化してしまった。

 

    全部が全部、日本文化のレベルがそこまで行かないと思いつつ、最近、「ご朱印女子」なるコレクター腐れ婦女子や輩もいて、福島の会津で一件が起きたとのニュースが流れた。

 

  「飯盛山白虎隊墓守の書く御朱印をお求めのお客様へご案内致します。私、現在唯一の白虎隊墓守五代目が書く御朱印は、以下のような第三者が自身の稼ぎ目的でオークション等に出品されている事実が分かりましたので、今後当分書置きの販売を休ませて頂きます。

                  

   私が一枚、一枚、念込めて書いている白虎隊墓守の書く御朱印もあります。本来御朱印は、記念目的やスタンプラリー感覚で集めるものでは御座いません。御朱印は、神様の分身(化身)です。そして、頂いた方御本人を亡くなるまでお守りする神様です。そして、亡くなりましたら一緒に棺に入れて火葬しなければ、亡くなった方も成仏されません。・・」と。

 

   前出の奴もこんな奴らも含めて、全部丸めて、もう一度「什の掟(じゅうのおきて)」を何度も読み返してみろっ!