Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

これこそが「ハラス」ダっ!

f:id:koushuya:20190128022343j:plain

    平成最後の・・平成最後の・と、コトあるごとに言われるとあまりにも新鮮味がなくなる。今年の「サラ川」も発表されたが、覚えている方もいるだろうが、数年前「叱らずに育てた部下に怒鳴られる!」や「気遣いは昔上司に今部下に!」といったサラリーマン川柳が入選したことを覚えていらっしゃるだろうか?

 

    これは逆パワハラを捩った句だ。当方の持論として、パワハラもセクハラと云ったハラスメントはどんなことをしても所詮なくならないと思っている。例えば、師弟や教師と生徒の間には、根底に「育成」、「指導」、「教育」や「躾」といった社会規範や社会生活で必要最低限の心構えが教えられ、そのうえで技術力、知力や体力が養われるのだから、もともと「ハラスメント」といった言葉すら存在しない。

 

    これらを強要・強制で理不尽で地位の優位性を背景にして、「パワハラ」を「イジメ」だ「暴力」だと言い出したら、世の中の仕組みや常識が根底から崩れることとなる。「ハラスメント」をシュプレヒコールのように連呼する人間ほど、鍛錬や忍耐などの実体験を持たない人が多い。かといって、当方が行き過ぎた厳しい指導、根性論や暴力を肯定しているのではない。

 

    つまり、暴力を肯定しながら弟子や教え子を精神的・肉体的に追い込み、引退、退学、休職や退職や転職を余儀なくさせるような上司、上長、師匠や教師は、もともと指導者や馬喰(博労)や伯楽としての資質がないのだ。

 

 勤労統計調査などで何かと問題の多いお役所(厚労省)が定義するパワハラとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与え、又は職場環境を悪化させる行為」をいうのだそうだ。当方には何をいっているのか、さっぱり分らんノデスヨ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

   でも、皆さんこんなことを言い出して気にしていたら、仕事になると思いますか?こんな環境でヌクヌク育った人間が、いずれ行政や会社を背負ったり、職場の上司や指導者になると思うと空恐ろしくなるデショ。

 

   そして当然にして、こうした世の風潮をうけ、今やそれを逆手にとはタチの悪いクソガキどもに教師や学校が振り回されることにもなる。先の東京・町田市の都立町田総合高校で男性教諭が生徒に暴行した問題が典型だ。SNSの拡散や炎上を狙っての暴行シーンのみの「切り取り」動画。こうして事実は大きく捻じ曲げられ「聖職の教育者たる教師が・・生徒に対して・・・暴力を・・」となる。

 

   小学校時代、お袋が父兄参観にやってきて保護者会で先生に言った言葉を思い出す。「先生!うちの息子は昔から落ち着きがなくタチが悪く、勉強もできないので机は一番前において座らせてください。先生の言うことを息子が聞かなかったら、『先生!どんどん張り飛ばし、ぶん殴っていただいて結構です』」と、ほかの父兄の前で辱めもなく言い放った。懐かしい思い出だが当時はそれが普通で当たり前だった。

 

   いまやゲームに熱中することしか知らない、ママゴトしかできないモヤシのようなクソガキやオタクの草食系社員ばかりの世の中。コイツラが人の親となった時、この先にはどんな世の中が待っているのだろうか。