Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

三種の神器

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 高度経済成長期であれば、洗濯機、冷蔵庫に白黒テレビと相場が決まっている。これがもう少し時代が進むと3Cとなって、自家用車、クーラーにカラーテレビとなる。こうした家電や自家用車が持てるようになると一流ならずしも中産階級として社会が認知する。

 つまり、その時々にこれらが揃っていない家庭は、どちらかというと貧困層ということになる。

 

 公務員を父に持ったばかりでこの中流意識はとうとう芽生えなかったが、どうにかこうにか所帯を持ってこの歳になるまでやって来られたのは有難いことだ。その陰には、母親の涙ぐましい努力があったのも事実だ。

 

 時に、三種の神器とは、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、八咫鏡(やたのかがみ)と草薙の剣(くさなぎのつるぎ) =天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の三つを指し神棚や神殿に祀られている。因みに八咫烏(やたからす)は神の使いの鳥でサッカージャパンのエンブレムにも起用されている。

 

 さて、本題に移ろう。療養中の身の当方にとっての三種の神器といえば、写真に掲載の体温計、血圧計とインスリン(糖尿病)管理キットだ。壁際に見える脚は経腸栄養剤の点滴用スタンド、これは食べられるようになれば不要となる。それにペットボトルに入っている自己血が付着した注射針やチップも医療廃棄物(家庭ゴミとして処分するのは違法)として病院に持参すれば処分してくれるので、崇め奉るような神器でも何でもない。

 

    当方神器(東方神起?)のうち、朝夕に測定する体温、血圧はともかく、厄介なのが糖尿病キット。夕食後と早朝に採血して血糖を計測するのはよいのだが、就寝前に打つグラルギンは注射だけに手間暇がかかり打つ場所もあるうえ、注入量を間違えると低血糖症になって死に至る劇薬だから扱いは慎重にならざるを得ない。兎に角メンドイ!これでは薬物中毒患者となんら変わりはない。

 

   それに、食道外科の医者は、食べられる量が減るので持病の「糖尿病」は改善するといったのに、あにはからんや糖分泌担当医は、術後はホルモンバランスが崩れて持病は悪化するといっていたがその通りとなった。

 

   いずれにしても病気療養中の当方にとってこれら3つのアイテムは病状管理、改善のためになくてはならいモノばかりだ。さて、さて、この当方神器、神棚に祀って朝な夕なにご祈祷すれば病状はいち早く快復するだろうか?