お正月、元旦といえば、初日の出(時に2019年1月1日午前6時53分)に、お屠蘇、おせち料理に年賀状といったところが相場。でも、当方はというと、ご案内のとおり今年はいつもの年と違って全く勝手が違う。食べ物の経口摂取は術後の「慣らし運転中」なので、ほとんど固形物を口にすることができない。そういった意味では三度、三度の食事はもとより「御歳取り」も「おせち料理」も満喫できない。
専ら、カロリーは掲載の「グルセルナ」400キロカロリーを1日2パック。それに水200CC3パックを経腸管経由で直接体内に取り込んでいる。味気もなければ風味、旨味もない食生活を送っている。摂食が過ぎると勝手にモドス(吐いてしまう)ので、始末に悪い。こうなると楽しみは、老夫婦にとっては辛い「来てよし!帰って良し!」の孫の来訪とTVの駅伝中継や年始特番鑑賞やぶ厚い元旦に配達された新聞を読む程度。したがって、こうした時間を除けば横臥する時間も長く、これが却って快復を遅らせ、血糖値を必要以上に上げてしまうことにもなって持病の糖尿病悪化の原因ともなっている。
残る楽しみといえば、昨年末に買った「年末ジャンボ」の当選番号調べと元日に配達の「年賀状」くらいだ。この年になると年々、年賀状の枚数は減るばかりだが、その分、送られてくる賀状は親しい人たちばかりのものだ。そう考えると儀礼の年賀状を300枚以上もセツセツとやりとりした時代の意味も薄らいでくる。
さて、今年の元旦に届いた年賀状は凡そ100枚。
毎年この中からその年の差出人の人柄や近況が手に取るように窺える「年賀状大賞」を勝手に選定しているが、現時点で大賞候補は3点。未着分を待って4日までには決定・公表する運びなので乞うご期待あれ!
年始早々、来年のことを言うと笑われそうだが、さて、来年も無事に新年が迎えられるかどうか・・・・。是非とも来年こそは美味しい屠蘇におせち料理を口にしたい。と、内心密かに祈っている