Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

喉元過ぎれば

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 時が過ぎると過去に遭った記憶が薄らぎ、惨事さえ歴史の中では美化や美談にされてしまう。引きずりたくない、早く浄化したい、区切りをつけたいと思っていることが人の記憶や心をそうさせるのだろう。例えば2011年の東日本大震災時に起きたF1の原発事故。

 

 外国人労働者を使っての除染が進み、あたかも地表から放射性物質が消失し福島県全域で帰還困難地域がなくなって東北地方に日常生活が戻ると錯覚する人も多い。それに最近は、メデイアもその危険性を声高に発信しなくなった。

 

 放射性物質セシウム137の半減期は30年にもなる。そしてそのセシウム137は何処に行ったのか?「除染」とは放射性物質をどこかに移すか土の中に埋めるか川や海に流すことだ。だから「除染」しても、放射性物質は場所が移動したたけで、その影響が全くなくなったわけではない。森、林、山に降り注いだ放射性物質は雨とともに川に流されその一部は湖沼に沈殿し、またその一部は海に流された。このなかで最も怖いのが、ため池、ダム、湖沼に沈殿した危険性の高濃縮濃度の放射性物質だ。ダムが決壊して汚染土が濁流となって川下に流れ出たり、湖沼底の沈殿土が巻き上げられない限り人体に影響はないもののダム湖や湖沼の水が飲料用に使われるとなると話は別だ。

 

 福島県内に野生するニホンザルを個体維持のためサンプル捕獲し、そのサルを学術解剖すると他地域のニホンザルに比べ、造血幹細胞、甲状腺や白血球数に明らかに異常があるという。また、がんを発症して亡くなるサルも多い。こうした野生サルが福島に多く見られるのは、サルが汚染した木の皮や木の実を餌として摂取しつづけた結果だという。無味無臭、着色もなければ水や空気に流れて今でも移動し続ける放射能。とかく目に見えるものしか信じないのが無頓着な凡人たち。

 

    ひしひしと危険はあなたの健康と命を蝕んでいることを改めて感じてもらいたい。なぜなら次はあなたの番かもしれない・・カラダ。

 

(今日のおまけ)

 見たものしか、見えるものしか、経験したものしか信じないあなた。また、信じる者こそ救われると思っているあなた。ダメなときは何をしても駄目だ。それでも、諦めては駄目だ! 

 

    今日の一歩が、明日の二歩目に繋がる。人の話に素直に耳を傾け、真実や現実に対しては自身の目と心を開く、すると自ずと道は拓ける、そして三日目、四日目・・と歩く距離は次第に伸びていくはずだ。ここは堪えてガンバレ!T病院に入院中のR.S君、君はまだまだ若い!!そしてこの先は、当方よりはるかに長い未来が君を待っている。