昨日、娘夫婦が銀座に用事があるというので、二つ返事で孫を朝から預かった。というのも一昨日、娘夫婦に当方の手術壮行会という名目で、ご馳走になったものだから断るに断れなかった。
手術日が決まってからというもの、週末はなんやかんやと行事が立て込み、忙しくしている。病期平癒祈願、七五三、マラソン大会の参加、年賀状作成、入院準備と休む暇もない。で、この入院時の提出資料が多いこと多いこと、問診票の記入あり、入院保証人の保証書への記名捺印、健康保険の限度額申請ありと結構な作業量だ。
昨日もそうした合間を縫って婆と一緒にお孫ちゃんとお出かけ。アカチャン本舗へと車で複合商業施設に出向いて「はなわ」のトークライブショウを横で聴きながらフードコートでランチ。2歳にもなると大人の物真似でではなく、自らの意思を言葉として発するからこんな子供でも会話が成立する。チキンナゲットワンパッケージをペロリ、「おいしい~ね!」と感想を述べる。まだ、オムツも取れないのに一端の大人のような単語を発する。「しつれ~い!」「いらっしゃいませ!」「行ってらっしゃい」に「お帰り」と、どこかの職場のように挨拶ができない社員ばかりがいるのとは大違いだ。
とわいえ、まだ2歳にも満たない子。大人の真似をしていてもオモチャ売り場からも一向に離れない。でも、オンナの子だというのにお人形さんやおままごと道具には全く興味を示さない。どちらかというとお兄ちゃんたちがやっている「ガチャポン」のような操作性のあるモノが大好きで、オモチャの携帯電話など全く興味を示さない。
大人が実際に使っているリアルな携帯電話が大好きで、操作をしては、「反応したね」と言ってくる。「反応」なんていう単語をいつどこで覚えてきたのだろうか。そしてリアルなお財布も大好きだ。硬貨には全く興味がなく紙幣が好物。それもオッカイ高額紙幣に興味津々。野口(千円)さんや樋口(五千円)さんをやり過ごし、諭吉(一万円)さんが大人気。この先、誕生日とクリスマス、それにお年玉と続く、誰の教えかは分からが、爺婆泣かせの経済観念がすでに芽生えているようだ。
(今日のおまけ)
先日のマラソンレース中の写真が撮影業者からデータで送られてきた。これで100枚の年賀状の裏面が刷れた。残り100枚はフォーマルなデザインとした。手間暇がかかるので12年前の独自の「亥」のデザインを流用することにした。
昭和の香りがプンプンするが、漫画のようだがレトロ感があってこれはこれでいい。でも、それ以上に苦労したのが出状先の管理だ。300先にも及ぶ公私に渉る住所録。お身内のご不幸で年賀欠礼のご案内も年々多い。それ以上に多いのが鬼籍に入った方の多いこと、多いこと・・これも年回りか、100枚は用済みだ。平成最後の年賀状がやっと仕上がった、子年の年賀状も是非に自分の手で書きたいと思っている。