Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

わが故郷の恥

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     昨日の朝ニュースで山梨県北杜市(旧北巨摩郡・通称キタゴウリ)で市立中学1年生(女子)がいじめにあって、自殺未遂もあったというのに、市教委は、これを重大事態と認めず半年間この事態が放置されたとの報道があった。なぜ、このニュースが大きく採りあげられたかというと、この女子生徒は、福島第1原発事故後に福島県から山梨県に避難してきた家族の一員だったからだ。

 

    しかも、この女子生徒の家族は、原発事故後、南相馬市から全国各地を転々として、やっとの思いで北杜市に移住してきた経験を持つ。この生徒は、「震災やいじめの経験などが原因の適応障害で自殺の恐れがある」との診断を受け一旦入院後、現在、別の特別支援学校に通っている。でもこの一件で物の見事に山梨県民の閉鎖性が浮き彫りになってしまった。

 

   県内のほとんどが山間部の山梨県は、協調性(仲間意識)が偏重し過ぎて、個を殺す(イジメる)傾向が強い。つまり、わが故郷の県民にはよそ者を受け入れない典型的な村八分(田舎者)意識が存在する。そこに行くと海浜部では漁業が主たる産業のため、個として漁業や水産業に携わる人が多く、どちらかと言うと協調性は二の次となる。そのため集団となって個を攻撃する場面は比較的少ないと聞く。

 

   ところで、イジメがあること自体その理由はともかく、今でも全国各地で起きていて学校も教員もその事実を隠ぺいしようとする姿勢が強い。その背景には市町村単位で「イジメ係数」なるものが存在して、域内の学校の信用度や健全性がこの数字によって計られるため、学校も教育委員会も進んでイジメの公表には消極的になるようだ。

 

   わが故郷で起きたこの一件で山梨県北杜市に対するイメージはガタ落ちとなった。このことを「北斗の拳」(北杜の件)に聞いたところ、「山梨・甲州のオメ~ラは、すでに死んでいる!!」だって、お粗末デシタ!

 

(今日のおまけ)
  無理してカタカナや英語を使うことが秀逸ではない。
アジェンダ」ってなんだよ?「予定」って言えよ!
イノベーション」ってなんだよ?「革新」って言えよ!
「カンファレンス」ってなんだよ?「会議」って言えよ!
「プライオリティ」ってなんだよ?「優先順位」って言えよ!
「コンセンサス」ってなんだよ?「合意」って言えよ!
エビデンス」ってなんだよ?「証拠」って言えよ!

 

    これって、先のオコチャマ向け番組「仮面ライダー・フォーゼ」君の仰せの通りかと思いマッスル。「カタカナ使えば頭がいいとでも思っているいるのかあ~っ!!」