NHK朝ドラの主人公「楡野鈴愛(スズメ)」漫画家になろうと上京を決断した時、母親に「自分のことを『すずめ』と呼ぶような子は東京での生活は無理だ!」と窘められるシーンがあった。
長女も最近まで、一人称を名前で呼んでいたがさすがに1児の母親になって「ワタシ」と呼ぶようになった。それまで自分では可愛いつもりで、か弱さを前面にだしているようだったが、聴いている方は、わざとらしいブリッコな感じがどうもいただけなかった。せめて「アタチ」くらいなら許せたのに・・・。
最近のTVの影響なのか、「そだねぇー」はともかく、「っていうかー」、「まじでー」、「そうなんだー」、「ありがとうー」とやけに語尾を伸ばす若い男女が多いことが気になって仕方がない。
こうした言葉を聴くと「お前らやる気があるのか!」と怒鳴りつけたくなる。間が伸びすぎてこいつらバカそのものに映る。学生ならまだしも社会人になっても、いくつになってもこれだから手が付けられない。
それに「エっと~・・」を多用する人が多いこと、多いこと・・。これについては上司や同僚の中にも「要するに」「要するに・・」をやたらと連発する人も過去にいた。こうした人種は頭の中で展開や論旨が整理できず、時間稼ぎにこれらの接頭語を使う多い。ただ、これ、習慣やクセになるのでなるべく使わない方がいい。
大の大人が宴席などで、「まじで、やべえ、でっかい」といった言葉をよく使う。ご本人は一種の洒落のつもりだが、最近は高校生の皆様方でもこうしたお言葉はお使いにならない。これらのお言葉を使う大人は旧人種に属する間抜けな周回遅れの人間と思って構わない。こうした輩、「まじで、やばくねぇ?」なのだ・・・・。
まあ、酔ぱらって、赤ちゃん言葉で「チュウチュウしていい?」「だっこ!」なぞと、調子こいて、おねだりする戯け者がいるのも情けない。
新入生、新社会人になったみなさん18歳を超えると立派な大人でちゅっ!上司や役員に向かって「了解です。」「了解スマタ」などの言葉遣いも止めて欲しいわ~っ!!
(今日のおまけ)
当方も家人から「話がクドイ」と指摘される場面が多い。前夜酔っていたことを翌日繰り返し、繰り返し、云うのは仕方ないにしても、シラフの場面で鈴木奈々みたいに同じことを何度も言うのは、いささか病気を疑ったほうが良さそうだ。
なぜなら、同じことを何度も繰り返す症状は認知症の典型例の一つだからだ。
「机」「ハサミ」「鉛筆」「消しゴム」「ランドセル」「ぬいぐるみ」と問われる認知症テストの一例では、
① さて、いくつ思い出せますか? ② 「クレヨン」の絵を見せて、これがありましたか? ③ 最初から順に、または逆に言うことができますか? ④ 新小学1年生が教室で使わない物は?
・・・てなことを聴かれますので、ご参考までに。