Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

春の風物詩2-2

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   新入社員と年配社員にある「価値観のギャップ」と期待していた職場環境と「現実の労働条件(待遇)とのギャップ」。こうしたことを理由に第二新卒(社会人としての就業経験が3年以内)がここにきて急増している。意外と「結婚」や「家庭の事情」など私事を理由に辞職する若者は少ないと聞く。

 

    とあるキャリアカウンセラーが、短期離職した第二新卒を多く生んだ会社にはいくつかの共通点や特徴があることを指摘している。

 

1.「見て覚えろ!」「とにかくやれ!」スタイルの会社

    ■特徴 ・そもそも教育の優先順位が低く、そのための時間や工数をかけていない ・昭和気質な「見て覚えろ!」という教育スタイルのため、仕事を覚えられない新人が続出 ・目的を説明せず「とにかくやれ!」と指示するため、モチベーションが保てない

 

  2.「質より量ハラスメント」が蔓延している会社

    ■特徴 ・長時間労働を美学として捉える、「質より量ハラスメント」を行う上司がいる ・何かと「俺が若い頃は……」といった武勇伝ばかりを話している ・生産性を上げるための改善策を「仕事でラクをしてはダメだ」と一蹴する 

 

  3.減点方式のコミュニケーションが多い会社

    ■特徴 ・「褒める」や「称賛する」よりも、「非難」や「叱責」が多い ・議論の目的が「もっとよくするため」ではなく「否定するため」 ・「長所(できること)」でなく「短所(できないこと)」ばかりを見てしまう 

 

4.社長やマネジャーが平気で約束を破る会社

    ■特徴 ・社長やマネジャーが社員との信頼関係を軽く考えている ・約束を守れなかった際に真摯な謝罪・説明がない   さて、お宅の会社、相変わらず昭和時代の『若い社員は、�って育てろ!』を実践しておりませんか。

 

(今日のおまけ)

    BS1の新春スペシャル「欲望の資本主義2018~闇の力が目覚める時~」の再放送を視た。出演していたとある投資銀行のアレンジャーが「投資とは、10億ドルや100億ドルの単位をいうのではなく少なくとも500億ドル(5兆円)以上をいう」と中国のアリババ株の新規公開を引き合いにインタビューに答えていた。

 

   日本国内のそこらあたりの大地主、網元や銀行家なぞ、世界屈指の投資家や富豪家には遠く及ばない。まして、この徳兵衛、ジャンボ宝くじを10枚買っただけで1億円当たったらどうしようというお粗末。春に空高くで鳴くヒバリのように、「ピーチク、パーチク」と遠目からただ鳴いているだけの小心家(者)。

 

 資本家や企業家は何百年かけても使い切れない富を手に入れ、それをさらに膨らませたいとする。本当の投資家や企業家は絶対に労働者には労働条件の緩和を許さない。番組の最後だったか、経済学者 ダニエル・コーエンが「やめられない、止まらない。資本主義はどこへ行く?」と資本主義の行きつく先と暴走を懸念していた。