Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

産めよ!殖やせ!!

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    経済はすでに慢性的な人手不足に陥っているが、さらに状況が悪化するサインがあちらこちらに出ていて、この先企業は人手不足によるコスト増を販売価格等に転嫁するだろう。こうなってくると、この先金融緩和政策をとらなくても物価は勝手に上がると見た。

 

    多くの企業は、好景気で人が採用できないのではなく、労働市場に供給される労働者の絶対数が少ないことが最大の原因となっている。事態は考えている以上に深刻だ。 

 

   雇用情勢の指標となる有効求人倍率が、高度成長期に迫る勢いで伸びているのはそのせいだ。企業にとっては深刻な人手不足が続くと同時にこれによる倒産件数も増加するはずだ。具体的に云うと、有効求人倍率は、1.59倍を超えてきそうな勢いだ。つまり、2人に対し企業が募集する仕事が3つあることになっている。

 

    高度成長期の1973年末の1.93倍に次ぐ最高水準だ。その後に景気が悪化すると、再び有効求人倍率は急落し、リーマン・ショック後では何と過去最低の0.42倍を記録した。

 

    有効求人倍率が高水準で推移しているのは、他でもない少子・高齢化と人口減少が背景にある。そうしたことから最近女性や65歳以上の高齢者が仕事を持つ機会が徐々に増えている。こうした状況が続くと中小企業、零細企業は人手不足が受注や採算に直接影響し、倒産が増えるのも理に適ってくる。

 

 このままでは、外国人移民による労働力確保も現実味を帯びてくる。今そこで花見をやって終電に乗り遅れそうな若者たちよ、なんでもいいから「産めよ!殖やせ」「一億火の玉になって、鬼畜米英!」このままでは日本経済は持たない。

 

(今日のおまけ)

 緊張感と充実感は、2時間が限度だ。小学生の授業時間は50分に10分休憩。これが中学生になると60分授業、高校生に至っては70分授業も珍しくない。大学の授業では1コマ90分。つまり、大人になるにつれて緊張感と充実感が持続する時間は長くはなるが2時間が限度。

 

  映画もそうだが2時間を大きく超える長編は、観客側が鑑賞疲れとなって、どんな名作でも飽きがくる、野球、サッカー、ドラマや芝居もそうだが、2時間程度に収まっている。そういえば「ご休憩」も2時間だったな?仕事も会議もそうだ、どんな人でも2時間しか集中できない。午前中思い切り仕事したらあとは、給料泥棒との誹りを受けても午後からは流しておけばいい。効率的に進めるなら2時間が限度だということを是非とも覚えておいて欲しい。

 

  緊張感や集中力が1時間しか持たない大人は、中学生以下ということなんですよ。