他人のモノはおれのモノ、オレのモノはおれのモノ。こんなことが平気でまかり通る国がある。著作権、特許権、意匠登録、知的財産権等何かにつけて横暴を極める国、それが国家だよ!隣国、シナ(チャイナ)、世界に不信感を買って、この国一体はどこへ行こうとしているのか?まあ、わが国も海外批判している状況ではないのだが・・。
「Maid in China」のタグが不評で、粗悪品が多いものだから、慌てて、ホームセンターの商品を、「メイド・イン・PRC」と表示するようになる。こうなると、その国家の自負とかプライドは消されたのも同然だ。売れればいい、買ってもらえりゃ、それでいいということになる。
PRCとは中華人民共和国の英文名「People’s Republic of China」の略。つまり、おなじみの「メイド・イン・チャイナ」と何ら変わらないわけだが、どうして、わざわざ分かりにくい表記をしているのか疑問でならない。そこにこそこの国の弱みがあるのだろう。「Maid in China」を「メイド・イン・PRC」と表記したところでこの国の本質は変わらない。
さて、話は変わるが、ヒラマサ五輪のカーリング女子日本代表「LS北見」の選手たちが試合中、口にしていた「そだねー」や、北海道弁で「かわいい」を意味する「めんこい」などの商標登録について、北海道帯広市の菓子メーカー「六花亭ろっかてい製菓」が特許庁に出願した。
なぜ、こんな方言までも特許申請しなければならないのか?言葉は文化であり、カルチャーだ。これによって、商品販売を独占しようなどとは同社は思ってもいないだろう。実は「六花亭ろっかてい製菓」は、先に中国で商標登録されてしまって、社名が自由に使えない状況で、営業妨害の様相が世界各地で起きている。
それに、先んじて「そだねー」や「めんこい」を商標登録したのだろうけど、こうなると世の中殺伐として、簡単におしゃべりもできなくなる。国、地域、家庭、どれも、これも一度常識を逸脱すると、元々のまともな世界には戻れない。世知辛い世の中になったもんだ。
(今日のおまけ)
そうそう、似たようなお話が、中国では日本産の牛肉が安全で美味しいと評判が高い。そしてここでも商標登録を先んじてやった。「松阪牛」ならぬ「松坂牛」。これって、どうよ?
まあ、隣国のことは嘲笑できませんな!わが国も「白い恋人」を「面白い恋人」としてどこぞやのプロダクションが訴えられたこともあったよな。
こうなると世の中、無節操極まりなし!!