Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

サクラ咲く

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   ご退院おめでとうございます。本日、N御大が1月末に入院して以来40日余りの院内生活を終えて退院(出所)する。入院の間、オリンピックはもとよりさまざまな事件やイベントがあった。しばし自宅療養をしながら通院生活とはなるが、やはり自宅での生活は格別なものだろう。本人もさることながらご家族も安堵しているのに違いない。

 

 そう考えてみると、近くに総合病院や大学病院があればいいが、過疎の地域や田舎ではそうもいかない。病院に限らず、学校、役所や保育園などの社会的なインフラが整備されていないところでは、子育てはもとよりうかうか病気にもなれない。

 

 ただ、あまり整備が進んでしまうと街自体が整然として画一的な街並みになってしまう。ニュータウンをはじめ新興住宅街やベットタウンと呼ばれるところにそうした傾向がある。 その最たる市は「つくば学園都市」だ。研究施設を中心にしてマッチ箱のような住宅が並ぶ。

 

 居酒屋、赤ちょうちんや娯楽施設がない分仕事が捗るとの声も聴かれるが、特筆すべきは自殺者の多さだ。毎日が住居と仕事場への往復。それでは何の楽しみもなく気が休まらない。やはり、少しは気の抜ける水の淀んだ居場所がなければ、人間も腐ってしまうのではないか?

 

 ヤマメやイワナならともかく白河の水が清ければ清すぎるほど、鯉や鮒は住みにくい。

 

 話は変わるが「つくばマラソン」(フルマラソン)はこうした街並みの中を周回する。記録は出やすいが、景色が一向に変化しない。つまらないマラソンの一つだ。マラソンも山登りもやはりコースやルートはワンウエイがいい。

 

 N御大、これから電車で仕事としての通院。通院にそれほど時間はかからないにしても、同じ生活の繰り返しでは気が滅入ってしまう。早く日常に慣れて、たまには当方と一緒に赤ちょうちんでの道草でもしようと思っている。早い快復を祈りたい。

 

(今日のおまけ)

 今や小学生でも「忖度(ソンタク)」を口にする。アカヒ新聞のスクープによりここ1週間、世間や政情が騒がしくなってきた。一年もかけて野党が切り込んでも打開できなかった解明事件。財務省に限らず会計検査院、地検特捜部も政治家もダンマリを決めこんで、300以上の公文書に改ざんがあることに口を噤んだ。

 

 森友事件の籠池夫妻は接見なしの世界で収監されているが、加計、スパコンの含水炭素事案(もりそば、かけそば、スパゲテイ)に至っては捜査のメスさえ入らない。この国は、本当の民主主義国家なのか?三権分立は確立していると言えるのか?北朝鮮や中国までも及ばない腐敗国家なのかも知れない。政治家も官僚も何の矜持を持たず正義もない。いまの子供たちはそんな世界を目の当たりにしながら成長していく。それでも胸が張れるか大人たちよ!