Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

鳥モツご縁

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   スピードスケート女子の「小平奈緒」を知らない人はいないだろう。その小平が1000m銀メダルに輝いた。オリンピックには魔物が棲んでいるといって、予想外の結果に落胆する選手も多いが、やはり「力ある者」、真の実力者が、こうした大舞台でも勝者になると思っている。勝負に運、不運は無いはずだと思っている。

 

  さて、「小平奈緒」(茅野市)は信大出身の31歳、所属は地元松本市相澤病院。ところで、この相澤病院と徳兵衛とは深い因縁がある。約1年あまりの闘病の後、義父は54歳の若さで、当病院で亡くなった。その間、義母は昼夜を分かたず付添をしていたことが鮮明に蘇る。それを懸命にサポートしたのがその娘、ことあろう今の徳兵衛の女房である。それに義父の葬儀の際に当方の左手にもったコップが突然割れて、パックリと口を開いて傷口を処置して縫ってもらったのが当時外科外来担当医で患者を診ていた現医院長でもある。

 

 ところで、朝日新聞デジタルに「小平奈緒 あなたの滑走が患者の勇気に 所属病院の思い」と題した記事が2月13日に掲載されたのでご紹介したい。

 

 「14日のスピードスケート女子1000メートルに、金メダルの期待がかかる小平奈緒(31)が出場する。3大会連続となる挑戦を支えるのは所属先の相澤病院(長野県松本市、460床)だ。身近なトップアスリートの活躍は患者に勇気を与えてきた。病院やスタンドから多くの人が声援を送る。

 

 小平が相澤病院に入ったのは2009年4月。大学卒業後の所属先がなかなか決まらず、かつてけがの治療を受けた同病院を頼った。相澤孝夫理事長は「競技を続けることくらいなら何とかできる」と受け入れた。

 

  病院は、小平に給料や家賃、遠征費を支給している。年間1千万円超の活動費のほとんどを賄い、14年ソチ大会後に拠点にしたオランダでの滞在費も負担した。競技に専念できるよう病院関係の仕事はない。

 

   名前も実力も知らなかったが、田内克典院長(58)は当初は名前も実力も知らず、戸惑った。だが『奈緒ちゃん』と周囲に慕われ、練習に打ち込む姿勢に、応援したい気持ちになった。  

 

   小平は10年のバンクーバー大会の団体追い抜きで銀メダルを獲得した後、病棟を回って患者や家族にメダルに触れてもらった。「小平さんが頑張っているから、自分も病気と闘う」。そんな声が上がった。」

 

(今日のおまけ)

 B級グルメで一躍有名となった甲斐の「鳥モツ」と信濃の「奈緒」との御縁。ここだけの話ですが、実は当病院の院長先生は、ことあろう当方の奥方様の「イ・ト・コ!」。妙なご縁でしょう。