Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

女性上位

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 最近のテレビドラマは、ジャニタレ(ジャニーズ事務所所属のタレント)が多くて、テレビドラマは余り視る気もしないが、相変わらずウチの女房は「相棒」と「科捜研の女」に前のめり。このドラマ、どこが面白いのか分らない、当方は「右京さん」も苦手だし、沢口靖子の「科捜研の女」も、沢口が演じた「金鳥」のコマーシャルの印象が強すぎてシラケ顔でドラマを視ている。

 

 一方、当方はというと「ドクターX」にハマっていた。ただ、今ハマっているTVドラマは、石原さとみ主演の「アンナチュラル」に魅かれている。どこが魅力なのかと聞かれても返す言葉はないが、少なくとも最近読んだ「医者の逆説」からすれば「ドクターX」の展開は仮想現実だということが分ってしまった。その結果、興ざめして「アンナチュラル」に魅入っているのかも知れない。

 

    ところで、番組の視聴率が上がるのは、放映の時間帯でもなければスポンサーでもないことはお判りのことでしょう。V録によって、自分都合でいつでもどこでも視聴できるこのご時世、時間帯やスポンサーでもなく番組作りはやはり台本、シナリオ、脚本と演出が「肝」なんですよね!

 

   昔懐しTVドラマ「寺内貫太郎一家」には、妙に魅かれる部分があった。勿論、脚本は云わずと知れた向田邦子。演出は久世光彦。頑固親父おやじの主役を演じるのは作曲家の小林亜星。30代の悠木千帆(現・樹木希林)がおばあさん役、当時アイドル歌手だった西城秀樹が長男役で浅田美代子がお手伝いさん役を演じていた。それに脇役陣も、伴淳三郎左とん平藤竜也梶芽衣子等々、ベテラン俳優や若手アイドルなど意表をつくキャスティングで、涙あり、笑いありでホームコメディーの「教科書」のようなドラマだった。なぜかしらあの頃にもう一度戻りたいと願うのは、この徳兵衛だけなのか・・・・。

 

(今日のおまけ)

   現在放映中のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の原作は当方の郷土の朋友「林真理子」に、脚本は「中園ミホ」とくればゴールデンコンビ。それに視聴率獲得に今後、坂本龍馬役に、「龍馬がゆく」でおなじみの「福山雅治」が抜擢起用されるとか?   さて、当方がテレビドラマを視る視点は、前述のとおりキャスティングより脚本を重視している。「寺内貫太郎一家」の向田邦子を引き合いに出すまでもなく、観客動員や視聴率が取れる映画もドラマに脚本家に、宮藤官九郎三谷幸喜北川悦吏子野島伸司橋田壽賀子らがひとたび本を起こせば、ヒットはほぼ間違いないだろう。

 

    先のTV放映中の「アンナチュラル」の脚本は新進気鋭の野木亜紀子。一方「ドクターX」の脚本はベテランの中園ミホ。さて、この勝負、最終的にどちらに軍配が上がるか今から期待が膨らむ。

 

    なお、当方が密かに注目している穴馬的な脚本家は、「橋部敦子」に「金子ありさ」といった処か?それにしても女性の脚本家が多いというのは、「男(♂)には感性がない」という証左なのかも知れない。