米国ハワイでの弾道ミサイル接近警報といい、わが国でも似たような事件が起きた。 どうもNHKの北朝鮮からのミサイル発射誤報、腑に落ちない。わざと誤報を流したかのようにしか思えないのだが、気のせいだろうか?企てがあるとすれば、考えられるのは、2つ。
まず、北による危機を国民に広く認識させるため、官邸サイドが国営放送を通じて模擬訓練を実施。切迫感を煽ったようにも見える。しかもNHKのアナウンサー、宮城県を宮崎県といい間違える失態までご披露する始末。
NHK内部では、技術的なケアレス・ミスとしているが、放送にあたっては何重ものチェックが効いている筈なのに、Jアラートが発信されないままいとも簡単にミサイル発射情報が放送されたこと。
二つ目は、NHK内部の関係者に対して、あぶり出しを行ったかだ。今回の騒動で国内マスコミの緊急事態に対する報道、連絡網のチェックを試験した可能性がある。どのくらいのスピードでどのくらいの範囲まで警報が徹したかを確認するには、充分すぎる時間があった。
結果的に、30分以上もの間、警報が有効だったことを考えるとどうにも腑に落ちない。工作、企図が裏に隠されていても不思議ではなかろう。
そして最後に考えられるのは、北寄りの関係者による攻撃だと考えられなくもない。つまり、こうした誤報を何度か重ねることにより、国民的な危機意識や緊張感を薄めさせ本来の有事の際に気の緩みを誘導させようとするものだとしたら、この上ない脅威だ。
今回の件が、単なる誤報であることに過ぎればよいが、一定のシナリオに基づく訓練、試験、工作だとしたら、こんな恐ろしいことはない。目の前を過ぎる事件や光景を簡単に見逃してはいけない。
(今日のおまけ)
ハイハイ、ドーモスミマセンデシタとは、「はいはい、どーもすみませんでした」と書く。 この接頭語「ハイハイ!」が曲者。これを、ハイを使わず「こうした事態を招きましたことを深く反省し、今後、再発防止に向け全社(全力)をあげて・・・まことに申し訳けありませんでした」と続けると、聴く方も収まりがいい。 ハイハイ、ドーモスミマセンデシタとは、挑発気味に謝罪する言葉である。
つまり、謝罪したくないけれど謝らなくてはいけない時や、テレビなどの謝罪会見で心から謝っている様に見えない人物を表す際に使用される。ので、注視しておいた方がいい。
ケツを突き出し、顔を上げての態度や謝罪には誤魔化されぬように!!