Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

徳兵衛ファースト

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  先週末は、我が家に息子家族が、おめでたい話を持って泊りがけで顔を見せてくれた。生憎の長雨続きで部屋に籠っていたせいもあって、爺婆だけの二人の生活が、急に鬱陶しくなった。来訪当日は外食をして和気あいあいだったが、どうも翌日になると気分がすぐれず、急に息子夫婦や孫に接するのが億劫になった。

 

   息子夫婦が帰った夜に息子から一通のメールが入った。「そういう身内の姿を見せるのは、大人気なく子供の教育上も良くない!!」と孫に接する態度に一喝された。十分に分っているつもりだが、それには原因や背景があることを敢えて口にしなかった。まず、息子を育てた自分と息子が孫を育てる姿にギャップを感じたからだ。孫を手取り足取りで言い含めて接している姿と、息子を突き放して育てた当方の子育てとは、明らかに天と地ほどの違いがある。

 

    そのことにあまり突っ込むと、息子夫婦との関係も修復不可能となるので自重したが、可愛がれば可愛がったで「しつこい!クドイ!」と言われるだろうし、孫と距離を置けば「孫が可愛くないのか?」と反論される。つまり、長年の父と息子の関係が爺々と孫の関係に投影されているのだ。

 

    気難しく、気分屋で淋しがり屋でガキのような親父と表現されても仕方はないが、自身の健康不安、経済不安などこれから迫り来る将来不安に対して着々と準備をしている中で、知人や友人が相次いで病に倒れ行くさなかのご来訪。ノー天気に孫と浮かれている場合ではないのである。眼前の不安を払拭しながら周囲には極力配慮しているつもりだ。それ故に気分が乗らないこともあり、いつでもどこでも「孫ファースト」とはいかないのである。

 

    そう切返したら息子は何というのか?もちろん徳兵衛を「自分ファースト」(身勝手)と称されるであろう。この先、悲喜こもごもの日常が続く。

 

(今日のおまけ)

   先週の総選挙の結果は、ご案内のとおり野党分裂で自民党公明党改憲発議に十分な全議席数の2/3の議席を奪った。これからもう一丁、動きがあるだろうがしばらく政治から目が離せない。と、我が家と当方の置かれている情況をみれば政局を案じている場合ではない。

 

    そんな矢先、「希望の党」の小池代表が当方の予告通り、投開票日にフランス・パリに渡航した。都知事としての大事な仕事があったかも知れないし、自党の大敗を予期して緊急避難したかもしれない。でも折しも台風21号が東京を直撃しそうな時に、何故パリを目指すのか?危機管理の観点からしても問題だ。やはり「小池ファースト」だったのか?それにしても大勝したにも拘わらず安倍首相の浮かない表情が気にかかる。