女房が入っているゴスペルクラブのメンバーの友人が舌癌となった。勿論、うら若き女性で30歳代と、まだ先の長い人生が待っている。その術式が壮絶だ。医者にとっては手慣れたもので症例も沢山持っているから安心だというが、素人が聞くと空恐ろしい。
まず、患部の舌を半分切除し手のひらか腕の肉を移植し、舌全体を形成する。それに万が一転移しているかに拘わらず、予防的に頸部のリンパ節も切除する郭清術もあるそうだ。口腔内、顎から頸へとメスが入るらしい。大がかりな手術の為、敢えて3日間患者を昏睡状態にさせておく方法をとるようだ。
そこらあたりの切り傷やかすり傷とは、訳が違う。当方がこれまでに受けた手術らしきものは粉瘤切除、内視鏡による大腸ポリープ切除と腕の骨折ぐらいだから想像を絶する。後遺症としては、会話や発声困難、呑みこみの悪さや摂食困難が残るそうだ。おそらく日常生活にも支障がでるだろう。
原因は判らないそうだが、子供も小さくこれから本格的に家族生活が始まるという矢先の出来事だ。試練は性別や年齢を問わず突然天から降ってくる。「神様、どうか彼女に偉大な生命力と穏やかな生活をあげてくださいますように・・・」と他人事ながら神棚にて掌を合わせた。
この話を聞いた徳兵衛、これで当分、家でも外でも肉類は口にできそうもない。
(今日のおまけ)
歩きスマホに迷惑しているのは当方だけではあるまい。本人が勝手に線路に落ちたり事故に遭ったりするのは構わないが他人を事故に巻き込むことだけは止めて欲しい。
そこで、いくつかの防止策を考えてみた。
① あたり屋を増やしそれを取り締まる警官が当の本人にも罰金を科す。
② 法制化する前に市町村条例等により試験的に地域限定で禁止してみる。
③ 駅のホームや道路の端にスマホ操作エリアを設ける。
④ GPS機能やロック機能を活かし移動中での通信を不通にするか移動中の
操作に通話料を高く設定するなど、など。
以前にも述べた当方の防止策は、目の前で拍手するか相手の進行方向に立ちはだかって相手がぶつかるか相手が避けるのを待つ。でもこの方法は発展して、とうとうあたり屋に盗用されてしまった。ところで、携帯電話やスマホは災害時に通話しにくいことや不通になる。
でも公衆電話は災害用電話に利用でき、子供や高齢者向けの通信手段として、これ以上設置台数が減らないことご存知でしたか。