この家には、家具らしい家具はない。嫁さんが持参した民芸家具の花嫁道具も、娘のピアノも、ほとんど引っ越しの際に処分した。思い出は多かったがそうでもしないとものばかりが増えて暮らしにくい。
断捨離、こんなことでもなければ物は捨てられない。我が家の掟は、買ったら何かを捨てることが鉄則だ。そうはいっても少しづつものが増えていく。各部屋にはクローゼットが備え付けて合って、それぞれが衣類や小物が整理されている。
写真は、当方のクローゼットだ。雑然としているが、結構お気に入りの場所だ。
写真に、本、牛皮の置物にDVD等。今日は妙な気分になりDVDや外付けのHDDを分解・処分した。少しづつでも整理しようとしている。少しづつ一歩ずつ進めばゴールはいつか見えてくる。今日で4月も終わりだ。
(今日のおまけ)
10年以上も一緒に走ってきた仲間が健康上の理由から会を辞めるという。理由は定かではないが、これまでの会の運営に抗ったのではないかと勝手に思っている。会員が増えてくると期をてらったような記録、企画やイベントなばかりが先行して、気ままに気楽に、気軽に、談笑しながら走ることができないのは、今の会の現状だ。そして、旧友もこの六月に長年勤めた会社の役員を退任するという。そうして皆さん、退路のタイミングを計りながら周辺の整理をし始めている。
ゴールデンウィークには、来訪する娘の子が寝返りをしたと、動画を送ってきた。何度見てもなんとなく笑えるし、嬉しい気分になる。なぜかふわっとした気分だ。ほほえましく夫婦の声も入っていた。会話のない徳兵衛夫婦。この動画のおかげで何日ぶりかに会話をした。やはり子・孫は鎹だ。