今日は、ちょっと趣を変えてお届けする。これは東京ガスのCM(コマーシャル・メセージ)だ。因みに、新聞や雑誌に記事として採り上げられ、企業イメージアップを狙う広報をパブリシテイといいます。
ふと目にした一本のコマーシャル。とにかく、なんとなく、その日常、意味や感情が分かりすぎて、涙腺が崩壊する。豊洲問題でケチをつけた同社だが、同社の一連のヒューマンタッチのCMは、一定の狙いがあって、必ず同社が扱う商品やサービスがメッセージとして埋め込まれている。それは分かって視聴者側も見ているのだが。嫁ぐ娘にお父さんがチャーハンを作ってあげるシリーズがあったのもそうだ。
つまらないバラエテイ番組や恋愛ドラマをみるよりはるかに心に響く。
ひとまず、この動画をご覧ください「やめてよ!」。
(今日のおまけ)
どこにでもいるような学生や会社員である人たちがコスプレするのは、日々の自分からの解放。人は日々の生活のなかで、大なり小なりいろいろな役を演技しています。会社員、母親、娘、彼女……。その役割を切り替える役割が、部屋着や外出着など、日々の装いだったりもする。それは、日常の自分の担っている役割を重荷に感じていて、そこから解放されたいという心理。アニメキャラ、俳優や歌手と同じ格好や衣装を好んでするのは、俳優や歌手などその対象者の外装ではなく、心との同質化や同化だ。そういわれればわからなくもないが。。。。
つまり、着るもの、ヘアースタイルや化粧の仕方で気分が変化したり、憧れのその人になりきれたりもするというわけだ。
いつも同じ格好で、いつもの化粧では、男も女も三文役者の現実からなかなか抜け出せない。いよいよ季節も春めいてきた。そこのだらしのないお父さんとお母さん、いつもの服を着がえて、さあ、ご一緒に外出いたしませう。
この間のテーマ「三悪」の掲載文に埋め込ませていただいた「人生の落とし穴」診断。ネタ元はどこ?とのお問い合わせがありました。ネタ元は「コチラ」です。