Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

真緒帰る

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 とうとう、孫のマオマオが埼玉に帰ってしまった。これからパパ、ママとの三人の生活が始まる。これまでの母親がかりの生活と違い、おそらく難儀するだろう。また、夫婦間のイザコザも絶えないだろう。でも、早く親子三人の生活に慣れてリズム感のある日常を過ごしてもらいたいものだ。ただ、ただ、無邪気に素直に健やかに育って欲しい事を願うばかりだ。

 

 買いこんだベビー・ベットを解体し、身の回り品、紙オムツ、哺乳瓶、玩具やゆりかごチェアー等を車に目一杯積み込んで慎重にママ真緒を送る。婆々、しばし滞在して娘宅の大掃除をするようだ。パパの日頃の粗雑なお掃除がお気に召さないようだ。これまで楽しませてもらったのは爺々と婆々で、これから先は元通りの会話のない二人ぼっちの生活が戻って来る。そういう意味では、この4か月間、貴重で大切な思い出を残してもらった。思い出は、後から懐かしくもぬくもりを残す。だからこそ、大切にしたい。

 

 ただ、ただ感謝!!次に会えるのはいつか?その日が待ち遠しい。「里帰り」の背景に娘が夫婦喧嘩で出戻るのであれば、我が家の敷居は絶対に跨がせないつもりだ。娘と孫がお休みで我が家に帰って来るならいつでも受け入れる。それほど子育ては真剣勝負で、やり直しがきかない。犬は飼っていないので頭を噛まれることはないが、出来上がってしまった子供は、親は親として受容せざるを得ないのである。娘夫婦にとっては、これからが真剣勝負の「子育て」になる。

 

 要らないもの、無ければ欲しいもの、余白と同じで人は欲張りで身勝手だ。「居れば楽しき孫の顔、居なくて淋しき孫の声」(徳兵衛「心の歌」)

 

(今日のおまけ)

 尊敬語は文字通り相手を尊敬する言葉使い。謙譲語は相手を高めるために敢えて自分を低く置く絶妙な表現手法。一つひとつ検証してみよう。「会う」(尊敬語ならお会いする:謙譲語ならお目にかかる)、「言う」(おっしゃる:申し上げる)、「行く」(いらっしゃる:伺う)、「聞く」(お聞きする:拝聴する)、「来る」(お越になる:参る)、「知る」(ご存知:存じ上げる)、「する」(なさる:いたす)、「訪ねる」(お訪ね:伺う)、「食べる」(召し上がる:いただく)、「見る」(ご覧になる:拝見する)。どうやら謙譲語基本は「御(お・ご)〜する」がパターンらしい。「〜させていただく」ではなく「〜させてください」。

 

 そして「お先に帰ら(さ)せていただきます」ではなく「お先に帰らせていただきます」の「さ」抜きがポイントらしい。それでは、この辺で今日のブログ「お開きといたします。」