Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

働きかた

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 電通の新入女性社員の過労死に、このところ大企業を中心に休暇取得や残業時間に対して、まるで流行り病のように見直し機運が高まっている。

 

 ある大手企業では、5日有給休暇を取得すると5万円の報奨金が貰えるという。また、ある企業では2日連続で休暇を取得すると、駄菓子屋のおまけののようにもう1日の休暇が付与されるという。なんという節操のなさ。あれほど働き蜂を働くだけ働かせておいて、今度は掌返しのように政策に迎合しようとする経営スタンス。今やれるなら、遠の昔にも出来たはずだ。

 

 経営資源も豊富で、生産力もある大企業は余力があるのでこうしたことにもいち早く反応し、企業イメージの高揚に巧みにパブリシテイを使う。小規模、零細企業は、従業員にそんなことをしたくてもできない情況がある。問題は、半端な規模の企業だ。資源も乏しいのにいたずらに組織をいじったかと思えば、急に残業時間に目配せをし始める。将来に向けたビジョンとミッションのミスマッチがそうした状況を作り出す。

 

 そうした一方で、セクハラ、パワハラ、ストーカーや鬱病が多発し、上から下までモラル欠如が頻発する。そうした中で児や介護に配慮した在宅勤務制度を導入したものの、在宅時の勤務状況を把握するため、本社が自宅にリモート・カメラを設置。在宅勤務の状況を把握するという、これこそ本末転倒。

 

 やはり、退社後の赤ちょうちんでちょっと一杯を楽しむ、昔ながらの働きかたが日本人にはあってるようで、制度や労働環境をいくらいじってみても生産性と生産効率は上らない。まずは、社員教育を徹底し、長きにわたり職場の風土、文化が染みついている者から排除すべきではなかろうか。のう、そこの先輩諸氏!!

 

(今日のおまけ)

 「安物買いの銭失い」。粗悪品ばかりを買っていると故障や使い物にならないケースが多発し、買い替えをしているうちに結局は高いものについてしまう。「貧乏人の銭失い」と同義語。名の通った企業、正規ブランド品は期待を裏切らない。登山道具、ランニングシューズ、ウエアやバイクもそうだが正しい使い方とTPOを考えて、やっと記録や安全が確保される。さもなければ命さえ落とす危険に晒される。バッタもんの徳兵衛の小言でした。

 

 PS:あのさー?、国立一期か二期大学の卒業で頭はいいかもしれないが、目上であっても同僚でもチーム仲間でも朝の挨拶に「オハヨーゴザイマ〜〜〜ス!」はなかろう。人の目を憚らない、大くしゃみと鼻かみ騒音。目の当たりにしたお相手は一日胸糞が悪い。やはり、氏より育ちということか?