Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

女性専用車両

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 日本固有の乗客輸送システムであり、欧米には存在しないし導入を控えている国内の鉄道会社もある。それにこの車両には女性だけしか乗れないと勘違いしている乗客も多い。障害者や子供それら社旗的弱者の男性や男児でも乗車して構わない。これを逆差別、格差、女性蔑視と見るのは諸賢の方だ。

 

 男性は乗るなというニュアンスで女性専用車へのご協力とやらを求める駅や車内アナウンスがやたらと気にかかる。そのくせ混雑緩和にご協力をとは云わない。女性は弱き者でそれを大事に保護し、男女平等を謳う男性社会。女性にとって快適であることこそが平等、公平とは全く思わない。そのくせ、不祥事が起きるとすぐに頭を下げる企業トップやお役人の男性日本人。

 

 ちょっと、話は横道にそれるが、傾斜角30度の御詫びやご挨拶ポーズは、いつでも、私の首をはねてくださいというシグナル。首を差し出すことで、相手の優位性や、優越感を引き出し、交渉ごとや事後をスムーズに進めるための必勝ポーズらしい。謝るまで追及するマスコミも社会も問題だが、ことが過ぎると誰もがそのことを忘れ去ってしまう。「船場吉兆」と「赤福」の謝罪会見後始末を見ればその違いをはっきりと判る。

 

 痴漢被害等で男性恐怖の女性の心情だけは保護されるというのに、冤罪被害等で女性恐怖の男性の心情には全く理解を示せない。そのことは司直や社会や警察もはっきりとしない。映画「それでも僕はやってない」を観ればそのことがよくわかる。

 

 ある知人女性は、「女性専用列車」には絶対にのらないという。そのわけは簡単だった「朝の通勤列車の指定車両は、シャンプー、リンス、コロンや香水の匂いが充満して、同性でも吐き気がして、かえって気持ちが悪い」と、それに「最後尾車両1両だけが専用車両でしかないことこそ、男社会のエゴ、傲慢さを裏返したヤラセそのもの」とも。図星がゆえに頷くしかできなかった徳兵衛、残念無念!!「男性専用車両も作れ、そこの鉄道会社!」

 

(今日のおまけ)

 組織、グループやサークルなど、集団なら何でもよいのだが、集団が大きくなればなるほど、活動、役割、使命や任務が窮屈になり、上命下服の状態となる。小さな集団でも、ひとたびその集団のトップにでもなろうものなら、強権で相手を罵倒し組み伏せるような姿勢に変節する。

 

 ある先輩がこう云った。「抑えが利かなくなってそうした姿勢をとるのは、そこにその人の素(抑圧されていた本来の姿)がでる」、「そうした強権を振りかざすものはトップにあらず、その者こそが狂犬だ!」と。