Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

3Q

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  マーフィーの法則(Murphy's law)とは、「失敗する余地があるなら、失敗する」「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」をはじめとする、先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも哀愁に富む経験則をまとめたものである。

 

 徳兵衛は3Q(スリクオーター3/4)を経験則に生きてきた。人生百歳なら75歳(3/4)が、ほどよい御寿命。「頭と尻尾はくれてやれ」的発想だが、この考え方はこの先にも活きてくる。

 

    フルマラソンは42.195㎞。徳兵衛もこれまで何回ものレースを経験した。3時間台で走り切れたことも何度かあるが、今でもマラソンは時間ではなく距離との睨み合いだと思っている。よく云われるがマラソンは30㎞過ぎからがレースだとは的を射た言葉だ。すなわち、距離にして3/4を過ぎた辺りから、これまでの練習の辛さや、頑張りに頭の片隅から悪魔の声が囁く「お前、もうこんなに頑張ったんだから、無理しなくていい!」とか、「こんなことしても何にもならない」とも甘い言葉で誘ってくる。これを克服できるかがその後の展開を大きく左右する。

 

 マラソンはもとより、仕事も山登りも胸突き八丁といえば、ここを越えればゴールが見えるという。3Qを過ぎれば、時間はともかく終点には必ず辿りつける。例えば、第3四半期を終えれば期末決算も見えてくる。また、結婚40年にして30年を過ぎれば、夫婦の味も深まり死別でもしない限りそうそう簡単に離婚もしない。

 

 距離でも、時間でも、高低でも、経験でも、受験でも、お付き合いでも、闘病でも、育児でも、何でもかんでも「3Q」が分岐だ。この徳兵衛、これを信条として今日まで生きてきた。その上、文盲の母方の祖母に教えられた言葉がある。それは、「人間は頭がひとつに両腕、両足と皆同じ持ち物、他人(ヒト)にできて己にできぬことはない!」の一言。「3Q」と祖母の言の葉は今も徳兵衛の心の支えになっている。だから、今も酒は四合は呑まず三合だけと決めている。

 

(今日のおまけ)

 そりゃ、四合呑んだら五合、六合と呑み続け、挙句に酔い潰れ。タオル頭に巻きながら湯船に入って快眠、爆睡、大眠り。湯が冷めて、「ブルッ!!」と、きて、裸のまんまで床に就き、挙句にプン臭のデカマスク姿の二日酔と相成り候だけはご勘弁よ。