多忙な一日だった。アップをお待ちどうさまでした。昼過ぎから里帰りの娘を浦和まで、車で迎えに行き先ほど帰宅。帰宅の道すがら「アカチャンホンポ」に立ち寄り、産まれて来る赤ちゃんのために布団や肌着などを求める。
店員に説明を受ける娘夫婦が上機嫌だ。担当は聞かれた以外の質問には答えず、的確で丁寧な説明。余計なことは説明しないという。それがいいと納得しながらショッピングをじっと待つ徳兵衛。女房の具合が悪いので、外食に連れ出し、掲載写真の共用施設のゲストルームにお泊りいただくこととした。人によっては写真をみて「連れ込み宿だ」という方もいるが、いつもなら1カ月前から予約で一杯だ。それほど使い勝手がいい。
明日は、娘の旦那の沐浴や産後のサポート教育に助産師学校に受講に出向くらしい。その次は婆(女房)さんが孫の育児教育授業を受けるらしい。お金もないが金にもならない時間だけが増えていく。昔ならそんなことは想像だにつかなかった。そのうえ今なら、期間限定で、何かにつけて「おまけで娘の旦那もついてきます。」だと。
(今日のおまけ)
一昨日朝、母親が起こしに行くと、三人の子供の末っ子「ほのか」ちゃんは眠ったまま亡くなっていた。産まれながらの「てんかん」の持病で、障害者施設に通い30歳までご両親とも必死に彼女を育てた。お父さんの焦燥は尋常ではなく、お別れ会には読経もなく棺にあった彼女を見ては、みな言葉もなく涙しかなかったようだ。上兄弟の二人の幸せと引き換えに独り背負って旅立った「ほのか」ちゃん安らかに。合掌
徳兵衛の知り合いに、高校一年の時に二重まぶたの美容整形したばかりに麻酔で脳障害となった子供を、いまも必死に育てている彼女を知っている。医療過誤で訴訟をすれば数千万円から1億円の慰謝料も手に入るだろうというと助言したが、意外にも、彼女は「あらゆる手を尽くしたが、いくらお金をもらっても、あのころの息子の体は戻らない!」と訴訟を起こさなかった。徳兵衛、同じ30歳となる子を持つ、そのご両親にかける言葉はもうない。
明日は担当役員の地区防災、救命訓練だ!!そんなことことしかできない徳兵衛、運命にあがらえない自分自身をあらためて知った。