Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

類は友を呼ぶ

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 愚妻のケガが一向に快復の兆しが見えない中、役所に相談して車いすを借り入れることができた。これで移動が遥かに楽になった。日柄日柄とよく言われるが、お年寄りはとてつも長い。

 

 折しも、同級生が脚立を使って庭の植木をチェンソーを使って剪定中、切った枝が顔にあたり2.5メートルのたかさから落下。見事に骨折、ただいま入院中らしい。

 

 もう一件、旧知の地元山梨のランニング仲間が、元日、2日とマラソン大会に参加したもののレース中腰痛を感じ、受診。レントゲンの撮影台から降りる時、激痛が走ったらしい。その後、精密検査のためにMRIを撮影すると腰椎の圧迫骨折であることが判明。

 

 これって、ブームなのか流行なのか、何かおかしいぞっ!!家内といい、同級生といい、ランニング仲間といいどうしちまったんだろうな!

 

    入院も退院後の生活も大変だろうが、当家のように車いすの生活も無理と負担を強いられる。みなさん年も歳、日柄というが完治の見込みが立たなだけに、御先まっくら!患者本人もそうだが、家族や周囲にもゴールが見えないことほど不安なことはこの上ない。

助かったわ

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 一昨日の当ブログで、この世知辛い世の中で、自己責任、自己責任と強弁するが見知らぬ方々に2度も助けられたことを御紹介した。数は判らないが少なからずこうした人がいる事だけは事実だ。滅多にないだけにそんな優しさに触れると何かしら胸が熱くなる。

 

 ただ、それを逆手にとって、親切や親切心を装って他人に近づき、詐欺や強奪(窃盗)などもあるので、そこは見分けが必要だ。例えば、荷物が重そうなので「手荷物やバッグをお持ちしましょう・・」といって、そのまま持ち去ってしまう事件もあった。  

 混雑した時間帯のスーパーをねらて、「奥さん、重そうなので買い物かごを持って差し上げましょう」といって、バックの中から財布を抜き取られたこともあった。

 

 「あった・・」と敢えて申し上げたのは、実際に家人がそうしたことに巻き込まれたかだ。この件については、店側に申し出ても、警察に届け出ても一向に動いてはくれない。つまり、結果的には被害者の泣き寝入りとなる。

 

 さて、お話を戻そう。この事態に陥って助かったことが2つある。一つ目は「遠くの親戚より近くの他人」とよく言われるが、何と娘がサポートに入ってくれた。簡単な料理や買い出しも手伝ってくれた。おそらく息子には無理かもしれない。やはり身内に娘がいると助かる。

 

 二番目は拙宅は、殆ど段差がなくトイレ、廊下、風呂や玄関先にまで手摺が施してあるいわゆるバリアフリー仕様となっているから、こうした事態になってみるとても助かる。当時は無駄な先行投資だと思っていたが、先見の眼があった。これに介護用ベットでも入れればまるで病院と同じだ。

 

 他人、身内の「お助け」は、有難い。その一方で宅内仕様に限らず財産管理などは老後のことを考えて予め手当しておいた方が良いかもしれない。災害、事故、ケガや病気は突然やってくる。

病々介護の明日

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 老々介護とはよく聞くが、わが家の場合は正にタイトルどおり。しかも慢性的な病で床に伏した場合は介護の準備や諸手当や対応・対策にも時間的余裕があるからまだましだ。だが、今回のように一方が突然の事故やケガとなると要領が掴めないまま右往左往するばかりで対処に時間がかかる。

 

 若き女性が北口駅前で雪で転んで背中を打ち、背骨が圧迫骨折し緊急搬送されて2週間の入院となった方もいる。ケガから3日目、依然として家内の体調は快復しないそれどころかその兆候さえ見えてこない。自立することも歩行することも覚束ない。

 

 だから自身で通院することも、就寝も、勿論、入浴なんざ云うに及ばず。こうしたことが突然やって来たのだから、この徳兵衛でさえ、その看護や介護の難しさと凄まじさの大変さを今思い知らされている。

 

 人の手を借りる事の前に、この当方も病人でありケガをした家内も病人だ。正に病人が病人を介護するまさに「ビョウビョウ介護」、すこしでも双方の負担が減るようにと、まずは車いすでもレンタルして室内外でも簡単に移動できないかと真剣に思案し始めた。

 

 旦那の面倒や世話をするのは連れ合いの義務だと勝手に思っている方も多いがさにあらず、その逆も突然やってくる。明日の朝も早い!

エライことが起きましてな!

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 1/6東京都心でも10cmの大雪があったとのマウントが立って、雪国の皆様方はこれを冷ややかに嘲笑していた。そんなこともあってか、家内の週三回目の1/7の血液人工透析には車も出せず徒歩で施設に向かってもらった。午前9時前出かける前から口を酸っぱくして注意点や用心の心得を言い含めた。

 

 それが功を奏してか、行きは無事施設に到着して処置を終えた。だが午後2時過ぎにやっと家内が帰宅したが、見知らぬ女性が御一緒している。事情を聴くとどうやら帰路の途中の雪道に足を取られて転倒し動けなかったので介助。どうやら自宅までお伴してくれたらしい。

 

 それからが大変、昨晩から室内でも歩くことも儘ならず、寝返りも食事もできず「イタイ!いたい!」の連発で床にも行けず、結局、独り炬燵でうたた寝で一夜を過ごした。

 

 そうなると、今度は当方の出番。炊事、洗濯や掃除などが急に忙しくなった。そんなに痛いのかともしや骨折でもしたら寝たきりまでの状態になって、場合によっては命取りにもなる。その異様さに今日は朝一番から最寄りの整形外科医に連絡、ノーマルタイヤの自家用車にやっとの思いで家内を乗せ、アイスバーンの公道を抜けて医院に向かった。

 

 院内では全て車椅子に乗せて、受診に及んだが玄関先のスロープの勾配がきつく入り口に入れない。するととある通行人の中年男性が手を貸してくれた。産まれて初めて家内を車いすに乗せて彼女の背中を押すとは予想だにしなかった事態だ。それに気持ちは複雑で覚悟も決めた。

 

 幸い事なきを得て骨折はなかったが、筋肉量不足で筋の一部が伸び切って断裂している状態との診断。快復には少なくとも2週間以上がかかるとの由。足腰の筋肉は日頃から鍛えておかないとなるまい(特に老人諸氏)。

 

 改めて感謝です。家内に付き添ってくれ自宅まで届けてくれた若き女性、車いすのお手伝いをして下さった見知らぬ中年男性。まだまだこうした親切心や慈愛をもった方々がいることを痛感させられた。そんなことがあってか家内はアカンちゃんハイハイをしながらも少しだけ動けるようになったが、これからは何もなく日柄を過すしかない。 

ズクがなくなった。

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 今朝は朝夢で、実家を大きな家に建て替える夢をみた。家を新築する夢は占いではどうかと明け方の寒さにも耐えて、早速ネットで調べてみると「大吉で吉報」とあった。私生活も仕事も充実した上げ潮の時期を暗示しているという。

 

 ただ、夢の中で工事責任者から前金で来週末までに現金で120万円を用意してくれという。建て替えには一旦近所に仮住まいを探したり、家財や遺品の整理それに旧家(上物)の取り壊し費用も相当かかるといった、とてもリアルな夢だった。

 

 そうこうしているうちに、窓の外から昨日の降雪がアイスバーンとなって、どなたの方々が朝早くから全員スコップ片手にガリガリと道路の雪を削り。その音が延々と続いている。流石にこの音では二度寝は出来ない。

 

 都内の公共交通機関たった10cmの雪でマヒし通勤、通学にも支障や渋滞、交通事故が多発。緊急搬送されたけが人もこの二日間で何と252人にも及ぶ。そこれほど首都は災害や有事に弱い側面を持っている。歩道でスッテコロリンと転んでいる何人もの歩行者を観ていると茶番劇というか喜劇のようにも見える。

 

 当方もスコップは勿論のこと、簡単な除雪道具も持っている。その昔はこうした事態になると、ご近所のためにと、いの一番で勇んで雪かき、応援、買い出し等も進んでかってでた。昨年の年央までは体も動いて積極的に働いたものだが年末あたりから、どうやら「全くズクがなくなった」。

 

 昼過ぎのこの時間になっても不調なエアコンの下のベットから抜け出せていない。体重の減少、体調の不良もあって「やる気、元気、その気がなくなった」。なにしろ手間暇がかかって厄介で面倒くさいことは、殆ど手をださなくなった。外出することも厭だし長湯も大嫌いだし、そして今日の七草粥さえ口にしなかった。兎に角「面どっちい」のだ。

 

 このままでは何もしなくては心身ともに衰弱してしまうわつ!