Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

酒呑みの言い訳

 

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   冷(ヒヤ)より燗(カン)だな!冷酒、常温、ぬる燗、燗や熱燗。それに酎ハイやコークハイと水割にお湯割にロック。中にはカルピス割りやトマト割りといった多種多様な酒の呑み方がある。主治医に言わせれば当方の食道がんも酒の呑みすぎだと指摘され、飲酒の開始年齢、飲酒間隔、呑み方、酒の種類まで術前にかなりクドイほど仔細なヒアリングを受けた。流石に大学病院、モルモットしては、今思えば当方優等生な患者だったような気がする。

 

    因みに、酒の呑みすぎは、消化器はもとより肝(臓)膵(臓)、胆(嚢)、に影響が出やすいと云いう。反面、ヘビースモーカーは腎臓、膀胱、前立腺等、泌尿器系や内分泌系の臓器の病気が多いといわれている。

 

    さて、何故ヤクザの出入りには冷酒を煽って決死の覚悟で抗争をするのか。どうやらこれには諸説あるが、酔いが廻る速さは、燗酒より冷酒の方が倍近く酩酊が早いという。


    つまり、早目に酔うことによって、正気を失うのが早くなり大胆、過激にもなりやすく、血や惨状をみても驚かないよう神経や感覚がマヒするからだという。

 

    そんなことを知らず、先日焼酎のトマト(ジュース)割りを調子に任せて呑んだ。口当たりが良かったせいか結構進んだ。でもその後がいけねえ~!度を過ぎたせいかその後がいけねえ~。記憶を失い体調を崩した。で、「やっぱりねぇ・・!呑みすぎて記憶が飛ぶのは失神と同で、ヒヤほど質が悪い酔い方をする」とは、全く酒を嗜まない愚妻の弁。

 

    そういえば、義父もそうだったが酒飲みと云われる「酒豪」と云われた連中はみんな燗酒だった。火鉢を横に燗徳利を置き、誰からも注意もされずに、タオルに額から流れ落ちる汗を拭きながら手酌でチビチビやることが楽しみだったようだ。その後に必ず炊き立ての白米を召し上がっていたのが義父の日課だった。

 

    それも毎日欠かすことなく、雨が降ったとは言って呑み、今日は暑いとは言って呑み、今日は寒いとは言って呑んでいた。でも、そのせいだったのか、一年間の闘病の末、60歳を手前に松本・相澤病院で亡くなった。そしてその息子も酒好きで、胃がんを患い64歳になる前に、オヤジさんと同じく同病院で亡くなった。

 

    そんな思い出を頭に浮かべながら、今夜はじっくり焼酎のお湯割りで昔を思い出しながらお伴することにしよう。

 

 さて、明日もいつも通りに目が醒めるのだろうか?醒めなければこれって一巻の終わりダスのう!