Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「ことば」あそび

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 ところで、お役所言葉を御存じだろうか?大体、官僚、経営トップや役人はこうした言葉を誤魔化し多用し、あやふやに応えて保身を視野に、逃げまくるのが昔ながらの世の常なのだ。

 

 例えば、お役人が使う使う「前向きに検討する」との真意は、結局はなにもしないということをいう。「対応を協議する」とは、結論を先延ばしにすること。「可及的速やかに対処する」とは、最終的にはなにもしないということだ。さらに「全力を挙げて対応する」とは、懸命に「検討する」ことを云うことを指す。極めつけは「厳粛に受け止めて」とは。ほとぼりが冷めるのを待つという意味なのだ。

 

 さて、ここからが問題だ。この徳兵衛のご講釈、「善処」とは「検討はしても、やりません」を宣言すること。それでも、木っ端役人どころか最近は国民を代表する政治家までもが、「スピード感」とか、今やつまらぬ「言葉遊び」に踊る姿に唖然に驚愕している。

 

 さて、さて、例えばここからが問題。「しっかり!」、「さまざま」、「遺憾だ」、「瀬戸際」、「分かれ道」、「ギリギリ」、「踏み留まる」、「専門家の知見やご意見を・・・」として、「適時適切に」、「総合的に」とかいって、判断して決めれられない言葉を多用し決断しない。これこそが政治用語。「バカは死ななきゃ治らない」の極みなのだ。

 

 「危機管理」とは、国や組織の如何にかかわらず最悪の事態を想定して予め対処・行動すること。経済や景気は、いずれ再生するが人の命と健康は二度と再生しない。そんなことさえ理解できない役人や政治家(屋)等が、馬脚を表わし、この国をあらぬ方向に導いている。

 

 依然にして、スポーツジム、ランニングや合唱などのサークル活動や娯楽運動回避が美徳、健全と思っている「おバカな(老人、中高年や若者)人たち」もあまただ。名古屋では、ママさん合唱団が集団感染している。そのほか保育園でも親御さんが医療従事者、教師や介護士やテレワークしていない家庭も差別や風評被害を受けているという。

 

 「実行力」や「行動力」がないが故に、わが国のリーダーや首長が「ことば遊び」に狂乱しているこそが驚愕。くどいようだが「危機管理」とは、だれもが責任を問われないように言い訳をすることやその場をやり過ぎるようなノーテンキなご気楽なコメントを発することではない。

 

 当方のよう、糖尿病にガン疾患の基礎疾患のある患者にとってはことは深刻だ!、さて、さて来週は大学病院の専門外来の検査と受診、どうしますかのう?困ったもんだ!