Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

スベル生活に滑らぬスキー

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    昨年末まで、全国各地で真冬だというのに降雪がなく、暖冬が続き地球温暖化が心配された。そういえば、コメも葡萄も葉物野菜も、最近北海道産が美味しいと評判になっている。魚沼、勝沼、茨城、千葉等の各特産地はどこも不人気となり、売り上げは不振続きだ。

 

    一方、魚の漁獲量も年々減り続け、サンマは南下しないは、クロマグロも回遊せずイカも獲れない。北の海ではマンボウが群遊、これも温暖化のせいかと思いきや、そうでもならしい。どうやら半島人と大陸人が魚の産卵地を含め海峡、海流の起流域、潮目や大和堆などで、成魚になる前の稚魚までを根こそぎ乱獲しているのも原因に挙げられている。まあ、「松坂牛」と「松阪牛」の区別もつかない程の外(下)民らだから致し方もない。

 

    冬に雪が降らないと、「酸ヶ湯」の積雪がニュースにならないばかりか、スキー場はもとより春先の渇水や農作物への影響が心配される。その上、ワカサギ釣りに来県し氷上に止めた車が何十台も湖に沈んだとか、「札幌雪まつり」の開催が危ぶまれるとの報道もあった。でも、報道機関も政権中枢も何もしないのは「不作為の悪(作)意」そのもの。

 

   それに輪を掛けての若者たちのウィンタースポーツ離れ。昔は夜行のスキー列車にに乗りながら、車内で声を弾ませ、アフタースキーも楽しんだことも今は昔。隔世の感がある。

 

    そうした現実の中、「県、譲渡先が見つからず、経営難でスキー場閉鎖へ 長野五輪ではモーグル・里谷選手の金で沸いた過去!」との新聞のセンセーショナルな見出が報道紙の一面に躍り出た。長野市民愛着の「飯綱高原スキー場」が経営悪化で、今季限りで幕を閉じるらしい。一体、あの因縁の長野五輪はド田舎県民に何を齎したのか大いに疑問だ。

 

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    これも予測された事態だが、今や常連客や家族連れは減る一方、それに今シーズンは雪不足に悩まされ続けてきた。どうやら最近の若者たちは車離れといい、こうしたシーズンスポーツや酒席を嫌う傾向にある。このゲレンデさえ80年代の最盛期には23万人もが来場したというのに、その数は今や2万人足らずだそうだ。トレンドを読めない事業は滅びる。リフトや管理棟にリフトのチケット売り場の建屋(?)までも、事実上、タダ同然で譲り渡すことにしたが、それでも買い手が一向に見つからなかったらしい。

 

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 その昔、八方、栂池に南小谷のコルチナはおろか、会社返りのスーツ姿で、新幹線に飛び乗り「ガーラ(越後湯沢)」で、スキーをして帰りにひと風呂を彼女と浴びて、アバンチュールを楽しんだこともあった。背広姿に誰にも気づかれずに、何気なく帰宅し翌日出社した。そんな若かりし頃は公私に亘って良く滑れた。

   今やスベッテいるのは頭皮と普段の生活だけだ。