Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

やさしい経済学(おカネの理論2-1)

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 犯罪の裏には金と女が絡むといわれている。オンナは別として「金」の裏には売春、麻薬、博打、強盗、詐欺や時とし殺人もある。それに妻子や仲間を裏切ったり 金のために国や魂までをも売りかねない。

 

 国家財政も、政治も、医療や年金などの社会保障も、家計も、教育も全て「カネ」が根源だ。そのために皆さんは会社にお勤めし商いなどもしている。ご商売、農業、企業活動も国家の政略、侵略、紛争や戦争まで全てがカネのために突き動かされているのだ。

 

 貧困や未熟な世界の子供たちを救うユニセフや共同募金も、全て、カネ、カネだ。なんでもカネに換算できるのだ。だったら、ランドセル、毛布やピアノを未開発国や後進国にモノとして贈ればいいとの発想にも、それを逆手に商売にする会社もある。それは全て富(カネ)を集中させる為の手段。つまり金は、一国支配、一企業や一握りの富裕層に国民や貧者を隷属させるための手段でしかないのだ。

 

 所得番付、世界のお金持ちセレブランキングなどがよく公表されるが、これも欺瞞に満ちたアコギな商売だ。これって搾取から生み出された富の偏重をこぞって競争した結果を公にしているだけに過ぎない。億万長者らがしっかりと納税し、そのうえで恵まれない人や貧者に寄付や儲けを人知れず還元するならともかく、それがなければ単なるカネ稼ぎやカネの亡者でしかない。

 

    貨幣制度の根幹ににあるのは経済であり、もっといえば産業や貿易である。貨幣経済のない物々交換の時代ころからも、それは価値の等価交換と考えてもいいだろう。今はそれをカネが証憑しているに過ぎない。だから隣国も、毎回「おカネちょうだーい!」の理由に、訳も判らぬ歴史、紛争や戦後補償問題と謝罪などを絡めて「ぼったくりる。」こうした一国の言動は、よくよく考えればいま流行の特殊詐欺と同じなのだ。

 

    戦争、国家間や民族間の戦争も紛争も、個人レベルや闇社会でも老人、家族や身内、それに仲間や社会を餌に「おカネ」は何んでもさせてしまう。老後のために血と汗と涙で稼いだお金がある日突然、価値が無くなったり、略奪されたりすることもある。それに犯罪や詐欺に巻き込まれて貴重な財産を失うことだって沢山ある。

 

    何しろ自然災害の見舞金とて、原発事故の補償だって最終的には全てカネで片づけようとしているでしょっ!年末になるとお決りの義援金やたすけあい募金を募る一大ムーブメントが起きるのも不思議だ。それは偽善の塊でもある。社会批判するコメン(仮面)テーター役者は所詮金持ちだから所平気で軽口が叩ける。社会的弱者や貧困層は声すら上げることも出来ないのだ。

 

    TV・映画ビや講演会で偉そうなことを虚言、妄言、放言する奴らや芝居がかった役者・お笑いタレントの演技には「汚い金の匂いがプンプン」する。もうすぐクリスマス、サンタクロースは、世界の子供たちへのプレゼントに「おカネ」は絶対にバラ撒かないのはなぜなのかを再考して貰いたい。