先日、八千草薫（享年８８歳）がすい臓がんによって亡くなった。どの民放ＴＶ局を見ても朝から一日中この報道やニュースで持ちきりだった。生前彼女の活躍や人間性は良く解る処だ。でも、ＴＶ朝日など「やすらぎの里」のフルキャストで石坂浩二や浅丘ルリ子などのご出演。よくよく考えて、よく見て観りゃこれって番宣じゃん。
もっとも米寿になって膵臓摘出手術をするか大いに疑問も沸く。がんと云えども高齢者の開腹手術は相当なリスクを伴う。場合によってはそれによっては寿命を縮めてしまう。当方の親だったら、絶対に手術などさせないだろう。
民放の番組をよくよく覗いてみると、今更ながら妙なことに気が付く。出演者からお笑い芸人、タレント、歌手、芸人を除いて観ると番組構成はスカスカだ。要はうした出演者を省けば番組に全く内容がないことがよく分かる。
つまり、今や民放各局はジャニーズ事務所のジャニタレを例にとるまでもなく芸能事務所やプロダクションの出先、ＰＲ機関に成り下がってしまっている。これを繋げているのが電通や博報堂、読広の広告会社やプロモート会社なのだ。いまや、犬ＮＫの放送番組までもが電通が仕切っている。
また、各局のトップが各業界の実力者と昵懇の仲といったこともよくあることで、スポンサーとして番組編成に強力な影響力を行使する。こと、テレビ局に限らず、今やあらゆるところで裏社会、詐欺や犯罪に近いとこで繋がっていることさえある。
例えば、空き巣に限らず被災地に出没するニセ警官やニセ消防団に自衛隊員まで、息子を名乗る電話、ボランテイアや市町村職員を名乗る偽装集団が横行。決まって最終的に家族構成や通帳・キャッシュカードの暗証番号やプライシーを聞いてくる。東日本大震災時もコンビニの多くが荒らされ、ＡＴＭは破壊され、自宅の金庫は海辺に山のように積まれ中身は全て持ち去られていた。一部には外国人が機に乗じて入国し犯罪を犯して素早く高跳びすることもあったようだ。人の親切心や善意に付け込んんだ卑劣なやり口だ。今回の台風被害でも各地で「らしき」ことが起きているようなので被災住民は呉々もご注意あれ。
最近、当方にも怪しい電話があった。同窓生を名乗る「〇〇です」、「ご勤務は〇〇ですよね。それにお住まいは〇〇〇町ですね」。とうに会社は辞めているのにご勤務先は〇〇ですね？と、来たからここで詐欺だとピンときた！それに喋りは関西訛りが端々に残る。そして最後は「同窓会活動にご協力いただくために協賛金についても、後日ご案内を差し上げますのでよろしくお取り計らいくださいませ」だと。同窓会名簿が完全に流出している。
