Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

収集癖

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    ご祈願なぞそっちのけでご朱印帳への押印だけをねだる参拝客、これはもう異常なコレクター(収集癖)の世界かも、これって病気ではなく癖だから治療しても治らない!これでは御本尊の御利益を受けられるはずもない。

 

    パワースポットだとか神霊地とかいって、一方的に煽るがマスゴミ。不思議と神社仏閣側から発信している例は少なく、TVや雑誌の特番や特集に踊らされた馬鹿ドモたちが長蛇をなす。尤も日本人は運勢や占いに滅法弱い。風水に暦にお御籤などもそうだがいとも容易く心理(象)操作されてしまう。だから神国日本や「天皇陛下バンンザイ!」を唱えると一丸となる国民性をもつ。他力でしか本願できず、自力で本願できる人は数少ないのだ。

 

    この国民性、地味で素直で従順といえばそれまでだが、異分子や異論を唱える人間を極端に拒絶する島国ならではの特性は拭えない。いい悪いは別にして、地道にコツコツ、ひたすら、努力に、研鑽する姿勢が日本人の美徳とされてきた。でも、一度、目覚めさせたらK国対応のように相手の息の音を止めるまでの抗戦姿勢をとるような恐ろしき二面性をもつ。

 

    記念切手を法外に収集した義兄。何かは分からないがひたすら集めることに専念。これが過激になると子供や少女たちをコレクションし始める。西村寿行「症候群」という小説には、人間が潜在的に持つ異常性や猟奇性が描かれているので、ご興味がある方は是非に御一読してみるとそのことがよく理解できますよ。

 

   そこのところは、理性と知性が制御している訳だが、拘禁状態が続き、切迫性、幼児体験や教育・家庭環境によっては、この箍(タガ)が何かの拍子で外れてしまう。そうすると、一瞬にして普通の人間が、いともたやすく「阿修羅」や「鬼畜」に豹変する。

 

    ヒッチコックの映画を観てもお分かりのように、これこそが残虐行為や犯罪の入口になる。テレカを収集していた御大も、いまだ全国行脚をしながら「撮鉄」の彼も、それに飲料瓶ボトルのフタをコレクションしている大兄の気持ちなぞ、当方のような凡人にはサッパリ分からない。

 

   北京オリンピック開催前に橋や道路の銘板や公園のステンレス製の防御柵が各地で盗まれ中国に横流しされたことや橋名板の盗難が相次いだのも記憶に新しい。そんな犯罪行為はともかく、人としてヒトの心だけは盗みたくないものだ

 

    まあ、最近は教員同士でもイジメが平然とまかり通る世界。何ともズレまくり非常識の一番は教職員、次に警察官、そしてソレに続くは公務員に役人に金融マン。もともと彼等はガキの世界や世間ズレした異常な世界でしか生きられない希少生物だ。

   

    だから、アナタの周囲にこんな希少生物やコレクター、ご収集家やオタクなどの外来種がおりましたらくれぐれもご注意あれ!老婆心ながら、表向きは穏やかなれど内では何気なく横暴と権威を振るい、それに提灯をつけている輩には十分ご注意あれ。