Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

みなさん「おしごと」ですよ。

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   本日のお話は急遽変更。本日までに、途中で「非常」が外れた台風19号で被害に遭われた方、ベテランや古参のキャスターに代わりニュース番組に駆り出された普段見たこともない若手、新人それに女性アナウンサーの皆さんに、まずはお見舞い申しあげます。 こういう時は、警察、消防、役所も含めて一次対応や現場取材は、単身で入社して間もない新人や中堅前の社員を使うのは民間会社とて同じことで組織論理として当然のようだ。

 

   兎に角、こんな時だからこそ若手や女性の露出がやたらと多い。多分「こうした時こそ君の力量発揮してもらいたい・・」とか何とか言われちゃって、上司や監督、士長、部課長はご自宅待機で防災作業に懸命なのだろうな。

 

   でもね「最大級、厳重な警戒」、「経験したことない」、「重大」、「特別」、「数十年に一度」、「自己責任で命を守る(行政瀬責任回避)」、「想定」、「おそれ」、「最善」や「可能性」などのフレーズを乱発しすぎ。「素直に不明といえばいいのに」、おそらく時々刻々変化する事態に、こうした言葉を多用して最大限の保険をかけながら断言をしないのだろう。だいたい何処でも誰でもが使う「厳重な警戒」って一体何なのよ!

 

   ブログ掲載時点では実態は不明だが、この台風の被害状況を見て、上陸前から盛んに各局とも「警戒レベル5」を口にしていた。これって逆に注意緩慢を招いてホンマもの「レベル5」が到来した時に、みなさんそれこそ事態を甘く見て被害を拡大させるに違いない。

 

 というのも先日の15号台風で千葉県内の行政当局や電力会社が徹底的に国民や住民から叩かれ、その際に森田県知事は都内で「カンパーイ!」に、立憲民主党の政治家先生らは「ナイスバディー!」の連発。批判の的となった、その轍を踏んではならぬとクドイなまでものアナウンスに実況中継。それにダムの緊急放流に8人もの死者を出した苦い経験から、神奈川の城山ダムの緊急放流にあたっては「放流の可能性があります」、「放流の1時間前までには周知します」だと。このように今回は、首相官邸から各都府県に国土交通省気象庁やテレビ局に至るまでナーバスで懸命だ。

 

 それを請けてか、やっと、TV局も国土交通省の河川氾濫状況や危険水位(甲府市内に「間門川」?)、気象庁も被害予想や予測図をHPに公開している旨の有用な利活用情報を報道し始めた。進路予想や台風発生のメカニズム、それと番組コストが安くて済む「めぐみと森田さんの気象ショー」は全くもって「お呼びでない!!」。それに計画運休している山手線新橋駅のシャッターが閉まっている前で、「普段サラリーマンでごったかえす駅前に人通りは全くありません・・」などとの頓珍漢な実況中継。

 

 最後に、当方宅にも役所から災害時要支援者に対する避難指示が来たが、他地区で先に非難した障害を持つ知人にお話を訊けば「あんな場所に避難すれば命を縮める」だそうで。それこそ「☂☂もっと降れ🎶」の八代亜記を唄ってもヤバそうだ。

 

久しぶりの「今日のおまけ」

   今回、台風の中心の東側に位置している大雨特別警報対象から外れた千葉県内は昨夕地震に見舞われたようだが、不思議と甚大な被害に遭わなかったらしい。当方の山梨の実家の様子も分からなく不安もあるが幸い県内で甲府市甲斐市は大雨特別警戒の対象から外れた。

 

   その分、千曲川上田市国分と長野市篠ノ井横田で氾濫(その後、須坂、小布施で氾濫、長野市内では堤防決壊との報道も)、同川かかる田中箸の堤から自動車転落するという死亡事故も発生、上田市に至っては鹿教湯温泉の大雨に菅平ダムの緊急放流。それにその後、飯山市までもが特別警報地域に指定され、今度は長野県が狙われたようだ。知人のTさん、Hさんに大事ないかが心配だ。

 

  伊勢湾台風やキャソリン台風を経験した当方にとっては ショボイ超大型台風だったが、大雨による河川や湖沼の氾濫の影響は大きそうだ。銘打って今回の「波乱氾濫、冠水水没、ダムダメ台風」ってのは、どうです?と、ふざけていたら、秋川、入間川に続き夕べ遅くに、ついに多摩川が氾濫した。こうなってくると、他人ごとではなく、三多摩在住の当夫婦の身も危ない。夜も遅いがすぐに女房を起こして、非難すべく、早速着替えよう。明日は我が身どころか、他人のさっきがここの己に・・」