Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

監視と利便の今昔

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    ドラレコに監視カメラ。これらの増設、普及に「個人情報保護」や「プライバシー侵害」などと大騒ぎをして反対姿勢を示した市民団体や野党のご活動は、今や昔。このカメラが防犯や犯人の早期逮捕に繋がっているのは間違ない事実だ。当方の自家用車にも勿論ドラレコは装着しているが、前方ばかりか後方や車内を映し出すカメラがないと、いまや証拠能力として機能しないという。

 

    幅寄せ、車間距離の縮小、煽りや無理の追い抜きは昔からあったが、前方を蛇行運転しながら暴力や殺人まで犯すとなると事態は尋常ではない。車の性能もさることながら、運転手の性格やマナー、心のゆとりを消失したのか互譲の精神の自己規律が消えたように見えて仕方がない。

 

    監視社会が進めば進むほど、街中に監視カメラが増設され、オリンピックと消費増税前にキャッスレッス導入を煽っている一方で、新銀行券に発行に奔走しているのは二律背反そのもの国策が決まっていないようにも見える。キャッスレスもそうだが無人化や自動化が進めば進むほどマニュアル対応が困難になる。今や利息計算を手計算でできる行員は皆無に等しい。

 

   時に先日も「スイカ」に10円硬貨でチャージしようと35枚を10円硬貨で、千円分を券売機に投入すると何回試みても10円玉5枚が戻ってきてしまう。

 

    そこで、窓口に申し出ると、10円玉の50円硬貨への両替、両替そのものが出来ないという。そこで、当方は食い下がる。端末側の都合で10円玉が毎度返却されるのはおかしいと、窓口を離れない。若い担当者に「法的に30枚以上の両替は受ける側にキョヒルことができることをシステム設計されているのでは?」と問いただすと、きょとんとしている。

 

   やおら、窓口の責任者がでてきて、10円玉5枚を50円硬貨に素直に両替してくれた。マニュアル通りに、規則に反則しないことが会社に対する忠実と誠実性、勤務に精励している馬鹿どもが多い世だから、マニュアル以外の想定外の事態には誰も柔軟に対応できない。

 

    拡散、リツイートやフェイクもそうだが、根拠や事実確認しないままに、マニュアル通りに、そして仲間うちへの「ウケ」ねらいで、犯罪や冤罪が多発している。実体験がなく噂や流行で自分を失いながら「オモロイ」だけを生きているコドナたちは本当に家族や家庭、それに子供たちを養育できるのだろうかと不安になる。

 

    スイカのチャージに焦って怒り心頭だった当方。帰宅して冷静に考えてみれば、無理して10円硬貨を分けて、5百円ずつ2回に分けてチャージすれば入金できたのではと反省しきり。便利さの陰で取り残されるのは、老いも若きも元々は身勝手な「思い込み」がクレームとなり罪を犯すのかも知れない。