Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

部長、次長、課長

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   てんぷくトリオお笑い三人組漫画トリオ脱線トリオダチョウ倶楽部、トリオロス・パンチョス、キャンデーズ、ファンキー・モンキー・ベイビーズ、スリーグレイセスにスリーファンキーズ等々、三人組が一世を風靡した時代もあった。でも、ここからが現実と、実態。リーダーがいて、ボケと突っ込みを仕切っているうちはいい。

 

 リーダーの強力な指導の下に№2、№3が上げ諂っているうちは、一見して営業力や実績が上手くいっているかのように見える。外から見ても、世間から一定の人気があるように見えるものだから、メンバー自身も名実ともに実力派集団と勘違いしてしまう。郷ひろみの「1.2、サンバ。お嫁さんば(^^♪」というようなリズム感や調子がいい時こそが危険水域で、上げ潮に見えてしまうから、ここがアヤ、危険が危ないのだ。

 

 よくみると内実は、そうはいってられないことが多い。例えば、ネタ探しや仕事の廻し方に始まり、最終的にはギャラ(報酬・給料)の取り分にまで発展する。そうこうしているうちに、仲間割れが生じメンバー誰かが事故や病で倒れる。デビュー当時は絶賛された人気も次第に陰りも見え、その実力を疑問視する声も上がりだす。こうした例は何処にでもあるお話だ。

 

 ここからが底抜け脱線ゲームの始まりである。鳴り物入りで芸能界や歌謡界に足を踏み入れたものの、今度は足抜けが容易でなくなる。泥沼やアリ地獄状態に陥る。それに気づいたときは時すでにオソ~シ。前述のようにリーダーは病に倒れ、№2は事故死などとはよくある例で、最終的には一番人気のなかったタレントだけが、その業界で生きていかなければならなくなる。

 

 華々しくデビューすればするほど、人気を博して登場すればするほど、その後の凋落ぶりは、見るも無惨だ。振り返っても後悔しても、涙しても後に続くものは誰も居ない。脱線トリオはかくもこうして雲散霧消し、解散していく。

 

 調子のいい時ほど、バケツの底の穴に気づかないもので、いつの間にか水が抜けていることに誰も気づかず、それを告げず有頂天に振舞う。

 

 もしかして、当初の№1、№2と№3の3人のメンバー構成が決まった時から、すでに翳りはあるのかも知れない。まさにお笑い三人組での「てんぷく」トリオの笑劇場の始まりである。「なっ!そこの部長、次長に、課長さんよ!」

 

 加えて「横綱の土俵入り」を脇で支える「太刀持ち」と「露払い」。いい加減にしておかないとこの両役の力士ら、横綱の引退を機に二度と土俵に上がれなくなるぜ。