Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

自己愛性老人障害

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   「自己愛性人格障害」とは、人格障害の一つで、最近では「自己愛性パーソナリティ障害」とも呼ばれている。たとえば、そこにいるオタクとかで、自分のことが可愛くて、可愛くて仕方のない人。もっと言えば自分中心、エゴイスト(オードトワレのこの香りはオラ好み)、利己主義者やナルシストとも云われる。

 

   さらに言えば、自分はとても優秀で、かつ偉大な存在であり続けなければならないという、虚構の姿を求め、ありのままの自分の姿を愛することが出来ない人格的な障害を引き起こしている人を指す。こうした障害は、女性よりも男性に多く見られる傾向がある。

 

    また、老年者よりも若者に発症しやすいとされていて、その多くは無自覚で、治療は困難だとも云われている。

 

    さて、ここからが問題だ。原因は、親、家族、仲間からの過度な甘やかしや.幼少期の激しい心理的虐待も原因とされている。でも、その人が大人になっても、そうした障害を持っている人なのかは傍でみていても全く判らない。

 

   ものの本に依れば、この障害は2つの類型に区分されるという。まず、無関心で無自覚なタイプがその一つで、具体的に想像しやすくすれば、お宅の会社のクソ上司や馬鹿役員と思えばいい。つまり常に自分のことしか考えずに、自分に甘く他人に超厳しく、常に相手の意見に対しては否定から入るのが特徴だ。

 

   次のパターンが、異常に敏感で周囲に対し過剰に警戒するタイプ。つまり他の人々の反応に過敏で、容易に人に傷つけられたという感情を簡単に持つ。だから羞恥心や屈辱感を異常に感じる人種がこれに当たる。極論を言えば引きこもりやニートを想像すればいい。常に目立たず、常にネガティブ思考で批難された後をことさら怖がる人間たちだ。

 

    さて、さてここまで話が進むと、当方にとっても思い当たる節がある。例えば、自分の価値を認めてくれないと思ってみたりもする。それに疎外感や孤立感を感じて無性に腹が立ち、他人の不幸は蜜の味と思ってしまうこともある。それに、感情抑制が効かずムキになってしまって強い怒りを抑えることができないのは、一種の病気かもしれない。

 

    齢を重ねて、馬のクソのように年をとり、訳の分からぬ説教や小言で周囲や若者たちに敬遠されるそこのお老寄り。「ぼつぼつ、いい味出して枯れたら!」と、しょっちゅう家族から云われているのも、最近の当方。もしかして、これってみなさんとご一緒の不治の病?