Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

おまえら、一度死んで来いや!

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 BSプレミアムの朝7時15分から始まる「おしん(原作:橋田寿賀子)」や「なつぞら(原作:大森寿美雄)」など、連続TVドラマ小説を観ていても分かるのだが・・出会った人、出会うべき人、巡り合って、そしてお別れすることこそが、その後のその人の運命と行く末を決めるのだとつくづくそう思う。

 

 それは、原作や脚本の進め方でTV視聴率獲得のための脚本やシナリオかもしれないが、どうやら現実の世界もその通りなのかもしれないと思える。わが子の命を突然に奪われてしまう親の気持ちなどを察するに、その悲嘆さなどは想像を絶する。狂乱に陥ってしまうのも無理からぬことだ。

 

 出会いの大切さ分かっているつもりだが、巡り合う人は自ら選べない、両親が離婚して叔父夫婦に引き取られたり、小さい頃から実の親から虐待を受けたりすることだってある。また、イジメにあって不登校や引きこもりになって、それを機に社会に順応できないまま大人になってしまった中高年も数多い。

 

 そうした親に巡り会ってしまったこと、そんな親の元に産まれてしまったことも、すべからくそれは「お仕組み」で、運命の悪戯なのかもしれない。当方の短い人生でさえ、下宿のおバチャンもいれば、校友も、先生も、そしてお付き合いいただいた方々も数多くいた。

 

 そんな人々との出会いはそれぞれに意味があって、そしてそう人々とも別れは必ずやってくる。親や兄弟とて同じことで、早いか、遅いかの違いはあっても肉親とのお別れも必ずや、やって来る。

 

 振り返ってみれば、あの時、あの場所で、なぜあの人に会ったのか、そして選んだわけでもないのに、その時間、その場所で事故に遭い、ある時は突然床に伏し、だれが仕組んだわけでもないのに、吸い込まれるようにそこに辿り着いてしまう。でも、辛いことを凌ぎ、堪え、そしてその後に安らぎと少しの幸せを感じた人ほど、人を強くするのだと信じている。

 

 最近の事件、事故やトラブルを見ていると、世や現実の不条理や無情に憤りと怒りが爆発しそうだ。それに比べてノーテンキな政治屋や役人、クダらない追っかけをしている奴等、つまらぬスキャンダルを起こすタレントやヤク中の芸能人を見ているだけで腹が立つ。

 

 「あいつらこそ、一回死んで来いっや!」を痛感する。