Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

明日は我が身

f:id:koushuya:20190509233405j:plain

    がんのお仲間で大腸がん闘病中(ステージⅣ)の元中日ドラゴンズの野手でもあり、日本ハム監督でもあった大島康徳のオフシャルブログ「ズバリ!大島君」を興味深く、時折覗いている。

 

    最近の彼は露出度が高く、犬HKの野球解説に始まり、先日(3/15自身のブログ記事でも公開)の民放番組では、1993年に阿佐ヶ谷に5千万円以上を費やし建てた「地震に強いご自宅」が、ものの見事に欠陥住宅だったことが分かった。番組ではH工務店(一説には細田設計との噂)訴訟を提起したが、同社の逆提訴もあって、結局は同社に数百万円の損害賠償金支払い命令が下っただけで、その賠償金は弁護士費用に消えたという。

 

    番組を視た方はお分かりだろうが、その欠陥たるや酷いもので、壁面に断熱材は入っていないは、照明器具が天井から下がりドアが開かないなど、とうてい素人眼に見てもこれが建設会社のやることかと憤りさえ覚えた。まあ、ここがこの番組の狙いだったかもしれないが、やはりここでも「弱者・素人狙い」が横行。結局、彼は泣き寝入せざるを得ず、目下、改めて自宅を建て直している(←ここが貧乏人とは違うところ)。

 

   彼は大病を患っているが、こうしたことばかりでなく元CAの奥様と男のお子様にも恵まれた一方で、奥方様が心の病を患っていることを自身のBLOGでもこれまでに何度となく公表してきた。そうしたなか、5月7日(火)のブログで、奥方様がパニック発作を起こしていたことを明らかにした。

 

「妻はここのところ心と体のバランスがうまく保てずにいたそうです。」とし「昨夜から今朝にかけて色々と忘れ物をしてしまったり何をするにも段取りよく出来なかったり失敗してしまったりで不安や自分に対する苛立ちがあったのだと思います。それがパニック発作という形で久しぶりに出てしまい今朝、そんな状態であったと知りました。」と述べている。

 

    病気は個人の問題かもしれないが、家族の中で一人でもそうした影響を他の家族も受ける。それでいて家族が唯一の救いになることもある。とかく病人は自分の病気だけに目が向いてしまい、家族に対する思いやり、デリカシーが欠如してしまうことがある。彼は投稿で「妻が体調不良になりました。ブログの更新は少しお休みするかもしれませんが あまりご心配なさらぬように・・」と書き込んだ。それほど事態は厳しかったのかも知れない。

 

   自戒を込めて、当日の彼のブログのメッセージを引用し公開しておきたい。

「実は、妻はここのところ心と体のバランスがうまく保てずにいたそうです。昨夜から今朝にかけて色々と忘れ物をしてしまったり、何をするにも段取りよく出来なかったり、失敗してしまったりで、不安や自分に対する苛立ちがあったのだと思います。それがパニック発作という形で久しぶりに出てしまい今朝、そんな状態であったと知りました。『家の中で楽しく過ごしたい』この、妻の言葉には驚きました。そして、しばらく考えて反省しました。妻は "自分が頑張らねば!"と思う人なのでそこに我々男衆は、当たり前のように頼りきり、頼まれたことはやるよという姿勢で一緒には居るけれど、一緒に考えることはせず、心を寄せてあげていなかったのだと思います。大工さんたちと嬉しそうに話す妻を見てそれを確信しました。苦手だけど…ちゃんと妻の顔を見て日常の会話をちゃんとキャッチボールすることを心がけようと思います。妻に笑顔が戻りました。良かったです。皆様、今日も一日ありがとうございました。また明日。おやすみなさい・・・。」

   と、明日は我が身かも・・。