Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

想い出の始まりは何時も雨

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 渋谷区代々木の大学病院で受診するようになってからというもの、妙にあの界隈が懐かしくなってきた。JR山手線の代々木駅を降りて高速道路の高架をくぐり抜ければ明治神宮の裏庭に出ることをご存知ない方も多いようだ。

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 朝方は駅に向かうサラリーマンやOLが多いが、朝早くから真逆に歩くJK軍団がいる。

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 背中のエンブレムをみると偏差値ソコソコの「千葉女子」とある。そして誰もが和弓と矢筒を持っている。明らかに神宮で弓道大会が催されるようだ。それにしてもこの競技、何とも女性選手が多いことには驚かされる。茶道、華道ならともかく弓道に違わず、武道、柔道など男世界だけが通用した「道」は完全に形勢が逆転したように見える。

 

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 さて、代々木には名高き予備校「代々木ゼミナール」のご本尊があって、駅前の雑踏も半端ない。受診後「高瀬」(蕎麦なら近くの山形田舎蕎麦「月の山」、ラーメンなら五十路、イタ飯ならパラボナ)で昼餌を摂ったあとは、鯛焼を頬張りながら、JR新宿駅へと向かう。

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 この地は、当方の思い出多き青春の夢と挫折を味わった出発点。伊勢正三の「22歳のわかれ」や「なごり雪」(イルカは見るのも嫌なので、ゼッテイに彼女の歌は聴かない)に始まり、狩人の酒と女話は2号までの「あずさ2号」に至るまで、当時が偲ばれる街を楽しむ。

 

 当然にして、新宿に来れば行きつけの小田急百貨店3階の婦人用バック売り場でプレゼント用に大きめのバックを無理して買って、次は京王百貨店中二階で立川銘菓「諸国最中」と高崎の「ガトー・フェスタ・ハラ~ダ」のを買うのは通々のツウだろっガーナ。チョコはロッテ! 

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 ここまでくれば、丸ノ内線に乗り換えてジュクのセントラルパーク「(新宿)Gyoenn」まで行かない手はないだろう。公園のお散歩コースのお薦めは「新宿門」から入園して「千駄ヶ谷門」に抜けるのがいいだろう。でも、入園者ひと頃と比べて圧倒的に「外モノ」が多いのにはゲン成田。空港!

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 そして再び千駄ヶ谷駅から新宿に戻ろう。お目当て?そりゃ決まてる、だしょっ!JR駅西口の「思い出横丁」ダスよ!この一角が全焼した時は匂いも雰囲気も一偏に消されたようで落胆したが、今は復活を遂げ当時さながらに隆盛を誇っている。

 

 そういえば、火事といえば歌舞伎町であった風俗店で何十人もの犠牲者がでた事件を思い出す。そんな折、田舎から突然オヤジが上京してきて、新宿三丁目から歌舞伎町の火災現場を同道しながら検証したことがある。親父と新宿三丁目や歌舞伎町の謂れや繋がりは知らないが、どうやらその血を受け継いだ当方もジュクに弱点と思い出があるようだ。

 

    お天気だというのに、あの頃と同じように空からポツリ、ポツリと泪雨がこぼれてきたようだ。明日の「とく散歩」は春日部からお伝えする予定です。