Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

地球温暖化と地域(夫婦)紛争

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AFP=時事によると

このほどプラスチックによる汚染とは無縁と考えられている辺境の山岳地帯が、実際には大気中に浮遊するマイクロプラスチック(プラ微粒子)で覆われていると指摘する研究論文が発表された。英科学誌ネイチャーに掲載された論文によると、2017年から2018年にかけての5か月間にわたる調査期間中、ピレネー山脈無人の高高度地域では毎日、1平方メートル当たり平均365個のプラ微粒子が地上に降下したという。

    この問題、一瞬、海洋の汚染かと耳を疑ったがそうではないらしい。湖沼、河川や海ならずとも、今や世界の水道水の8割でこの微粒子が検出され、人間の糞便のほとんどでプラ微粒子が確認できるという。人類はこうして自らの手で自らの首を絞め始めている。

 

   そして、そのもう一局に地球温暖化がある。先日、季節外れの寒気の影響で「花冷え」となって桜が散るのが遅くなって、「まだ花見が出来る」と多くのサラリーマンが喜んだのは記憶に新しい。でも、この事態はそれほど楽観視することもできない。魚沼や勝沼に代わって北海道のコメや葡萄が美味くなり、愛媛県のみかんに代わって愛媛産シチリアレモンが名物となり、有明、鳥羽(伊勢湾)や江戸前の海苔が全滅するなど、どれもこれも実は地球温暖化の影響によるものだという。

 

    オヤッ?と思うだろうが、寒さの大きな原因は、地球温暖化による北極海の氷の減少とされている。毎年、北極海の氷の面積は、地球温暖化によって過去最小を記録し続けている。この溶けた氷によって、氷を閉じ込める断熱効果が失われ、北極付近の気圧が高くなる。それによって北極と中緯度地域の温度差は小さくなって、極寒の北極の寒気が緯度の低い日本に一気に流れ込んだのだという。

 

    重ねるが、この高気圧の変動が、地球の温度化を制御する断熱効果の北極海の海氷を解かし、地球の熱が放出されてしまい北極の寒気が南下し始めるというメカニズムを生んだらしい。つまり、「冬が寒くなる」「突然、寒くなる」という異常現象も、地球温暖化現象の一環だという皮肉な結果を招いている。

 

    さて、前出のプラ微粒子のみならず、このままどんどん地球温暖化が進むとエライことになりそうだ。さて、そこで温室ガス増大による地球温暖化の加速化を阻止するために個人や家庭でできることと云えば、車の無駄な走行、電気の浪費、過剰包装拒否に、エコバッグのご利用など、今からできるとはいくらでもある。

 

    とはいえ、定年退職となったご主人が、朝から晩までズーと家にいるようになってからというもの、御主人が普段気づかなかった奥方の振る舞いや家の中でやたらと目につくケースもしばしばある。その一つが電気の無駄遣いだ。いつも奥さんの後をつけては部屋という部屋の電気を消し歩き、昼夜に限らず家を空けるときは全てのコンセントを抜くという。そして「無駄な風呂は沸かすな」、「買い物は一度に済ませろ」などと、つまらぬことを言う始末。

 

   これが半端なく、挙句に、ある日冷蔵庫の電源コンセントまで抜いてしまって、庫内の食品が傷んでしまって、却って大きなロスが生じて夫婦喧嘩(地域紛争)となったとの例はことのほか多い。呉々も、「ぬれ落ち葉ならぬ」ように、そこのご同輩、家の事は万事、奥方に任せて口とお手はお控えめに。夫婦相(愛)和して手に手を取らなければ、夫婦の寒冷化が地球の温暖化を加速させることにもなる。

 

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   冬物の寝具から春物への寝具の切換や冬着と夏物の衣替えなど、主婦(妻)は旦那の見えないところで働いていることを、心してお忘れ召されるな!!もうすぐ「母(妻)の日」。

   「舞われ回れ仲良き如く夫婦(めおと)の風車は廻る」(お口汚しに送られてきました某農業公園からの風景をご堪能あれ・・)