Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

そのココロを読み解く(その3)

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    旅行も、山登りも、ツールドも、そして小学校時代の遠足もそうだったが、どれを取ってみても行くまでが楽しい。準備に余念がなく、行程や日程を確認し、天気や時間を気にしながら、その前夜のワクワクがたまらないのは誰も皆同じだ。

 

    こうしたイベントもマラソン大会やレース(掲載写真は「西湖ロードレース」)もナニもそうだが、スタートラインに立つまでの緊張感がたまらないのだ。だが、ひとたびスタートの号砲がなると、その緊張感や充実感はピークアウトしてしまう。出発し事が始まってしまえば、あとはゴールに戻る、帰路に着くまでは長いと感じるが、人生の長さからすればその過程はほんの一瞬の出来事だ。

 

   スポーツ、登山、旅行のどれもがそうだが、その内容が充実して、楽しければ楽しいほど、その余韻、余波やキック・バックは大きくなる。「祭りのあとの寂しさに(^^♪」と吉田拓郎が唄ったような、あの寂寥感とロス(喪失感)に、何度も寝返りを打ちながら過去を振り返るのもそのせいだ。

 

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    だから、辛かった山登り(掲載写真は王岳山頂から西湖を遠望)をして下山してしばらくすると「再び山に登りたい!」と思うのも、そうした寂寥感と喪失感を軽減するために、いつの間にか、また次の登山を考えている。そうしたことによって気持ちが救われているのかもしれない(体調を崩してからというものの、ここしばらく「大人の遠足」を標榜した山仲間との登山からも遠ざかっている)。

 

    そしてその予定や計画は、明日でも、来月や、来年でなくてもいい(過去には掲載写真のようにレース前日にフラッと山登りをしたこともあった)。もしかしたら「病気が治ったら、動けるようになったら・・」でもいい。それによって未来に希望や夢が生まれる、だからそう考えて決心することが大切なのだ。予定や計画は遠く離れていてもいい、だからこそ、そこまでのカウントダウンが楽しめるのだ。

 

   それに、この予定や計画が狂うことも考えようによっては一興なのだ。冒頭の遠足の眠れぬ前夜のそんなドキドキ感や雨が降ったらどうしようといった不安感にもそういった要素があるのかも知れない。叶えたい夢、大きな希望、達成したい目標、至福の時間と現実を見比べたときとのギャップこそが生きる力になっているのかもしれない。それは人生そのものを投影していると云っても過言ではない。

 

    もし、この肉体とお別れする先が「果てしなき遠足」だとしたら、それはそれで楽しい人生を歩んだことになるかもしれない。残念だが「右の声帯」、「食道」と「左半分の胃」は失ったが、「右の性感帯」と「右半分の胃臓」とそれに左副咽頭深葉部には余計な稲荷寿司大の「間隙腫瘍」も我が肉体のなかで同居していている。

 

 これらが、まだ静かにしていてくれてはいるが、突然、悪さをしなければと不安に怯えながら当方の遠足はまだ終わらない!

 

    アレ、あっ!突然ですが・・・(米マスターズゴルフでのタイガー・ウッズの猛追に14年ぶりの優勝も目前だ。あと、7、8時間もすれば吉報が舞い込むかもしれないが、逆転優勝する予感が妙に強い。

 

 今日の東海大病院の受診日スライドの突然の連絡といい、何かがせわしく動き始めている感じがする。吉兆ばかりなら良いが、それとは反対に当方ならずとも周囲で不吉なことが起きる、起きていることの予兆や暗示なのかもしれない)

  

  高カロ輸液点滴用の経腸チューブが腹部挿入口の根元が断裂したようだ。術後4か月も経過しているから、いつか抜けるか切れるかとは思っていたが、今日は朝イチで病院に連絡せねば。オイオイ、また再建手術になるのかよ!これって当方にとっては生命線だから、またまた厄介なことになりそうだ明日のココロに続く