里帰り出産で、そのまま居座ってしまった某地に嫁いだはずの娘夫婦!ありがたいような迷惑のような・・。いまは、この界隈に引っ越して来て、日常を当たり前のように過ごしている。仕事に再復帰した娘のために、一時保育とわが家での孫の私設預かり保育。老夫婦にとっては結構なご苦労と負担と暇つぶしだ。
正直、孫とも云えども子供を預かるのは厄介でシンドイのだ。でも、それが孫だけに許せてしまうのが不思議な爺と婆のココロネ!!
折しも、娘夫婦は突然「飲茶」をお召し上がりに出かけてくるという?不思議に思い何処へ行くんだと?」と聴くと、ちょっとそこまでと言葉を濁す。どうやら近くのミスドやマックではないとすぐに分かった。問い詰めると香港、マカオの海外旅行に三泊四日で出かけてくるという。
三歳になったばかりの孫を海外旅行に連れ出すだと!!しかも飛行機に5、6時間以上も搭乗させて、「香港ディズニーランド」にまで出かけるという。「フザっけナンヨ!」こんな子供が海外旅行で、ジジババはいまだ国内の温泉さえ行けず、近場の銭湯やごみ処理場の再熱利用の公共スパしかいけないというのに・・・。この現実はにわかに信じがたく受け入れ難い。
今や、海外旅行や洋行は当たり前田の世界。でも、行き来の航空便は「全日空」、海外航空会社は心配だというのが、いかにも生粋の日本人らしい。お土産にエゲレス・スイートを頂いたが甘すぎて、やはりスイーツは「和菓子の立川諸国最中や金沢中田屋のきんつば」に限る。昨日もお孫ちゃんのお預かりがございまして、老夫婦で一日中を孫に引き舞わされ、マコとに疲れに、ツカレタノ、マヒなスターズ。
いまだに信じられない、昭和生まれのわが夫婦。孫のディズニーランドのミニーちゃんのキャップをみて「あっ!コイツラ、本当に香港に行ったんだ」と認めざるを得ず、いまや海外旅行は隣町や隣村にいくような感覚なのが、現代風の家族や家庭なのかもしれない。
昭和生まれ老夫婦には到底「これ、ナイワ!」の世界。昔も、明日も、これからも「零(昭)だ、和な!!」