Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

季節病

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 この季節になると、この徳兵衛の「花粉症」もひどい状態になる。雨の日も、風の日も都内の花粉の飛散は尋常ではない。マスク、眼鏡、洗顔だけでは防ぎきれず、家の中にいてもクシャミ、鼻水は止まらない。

 

 この病気、自己免疫疾患でアレルギー症ともいわれる。心臓病であろうと糖尿病であろうとがん患者であろうと容赦ない。ひょっとすると体は死んでも花粉症だけは生き残って棺桶の中から仏さんのクシャミが聞こえるような錯覚にも陥る。

 

 花粉症程度でガタガタいうな!とも思うのだが、口呼吸で喉は渇くは、涙は出るはで、親が死んでも、癌になっても、何があってもこの季節に悪魔のようにやってくる。だから、この徳兵衛この季節だけは「鼻汁王子」のアダ名がつく。

 

 ところで、花粉症はともかく、これも季節病なのか最近の有名人の訃報や病気報道の活況が気になって仕方がない。一昨日、大腸がんでなくなった「森山加代子」の訃報、急性骨髄性白血病抗がん剤治療がはじまった「池江璃花子」、舌癌で嚥下リハビリが始まった「堀ちえみ」、当方と同じ食道がん乳がん治療を終えて歌手復帰した同い年の「大橋純子」。

 

 きわめつけは「梅宮一家」。梅宮辰夫は腎盂尿管がんで6度目のがん手術で今や自宅で血液人工透析、クラウディア夫人は膠原病で、孫の百々花も入院と、まるで呪われた如く家族が病に憑つかれたようだ。華々しかった人生だった梅宮の晩節、一気によろしくないことが起きる。でも突然発症する花粉症と同じで何かがトリガーとなっている筈だ。小さな喜びや幸せに感謝もせず、簡単に事をヤリ過ごしていると、突然こうした不幸が襲ってくるような気がしてならない。

 

 それにしても、なぜ、ご本人をはじめそのご家族が具体的な術式、日々の治療内容や治療過程を、いともたやすく世間に公表するのか。そうすることで病気が治癒し死が避けられるのならともかく、この手の告白は小林麻央以来、マスコミへのネタ提供としか思えない。そんな気力と余裕があったら、ベラベラと喋らず治療に専念して欲しいものだ。当方の経験から、少なくとも入院中の外部への発信は、周りから見ていてもあまり愉快なものではないので控えるべきだ。

 

 前にも書いたが、まさか日本医師会や医療業界が有名人やタレントを使って、各医療機関の飯のタネ(保険適用外の実弾収入)になる「がんの予防検診促進」や「人間ドック」受診喚起のためにTV報道や健康番組等を使って一大キャンペーンを展開しているようにも見える。患者にとっての病や身内のご不幸を「ネタ」に稼ぐ奴らの気も知れない。

 

 時に本日は、花粉が大量飛散する中、体重が50キロ台半ばまで落ち込んだ鼻汁王子は、朝から茶水で受診・治療、四谷、麻布十番、最後は神田で打ち上げと忙しい一日になりそうだ。