Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

人気の骨頂

f:id:koushuya:20190127001208j:plain

 今夜は昂奮しているからブログが冗長になるよ!悪しからずネ。

   

   全豪オープンテニス大会で全米に続き2大会連続のグランドスラム勝戦で見事に優勝を手にした大坂なおみ。今大会の彼女の勝ち上がりを自宅のベッドから、ぜ~んぶ、まるっと、TVライブで楽しませて戴き、当方も残り少ないアドレナリンを全部使い果たしてしまった。とくに勝負を確信した第三試合の第三ゲームをブレイクした時は、当方の生殖ホルモンもインスリン分泌も全開! 

 

    鉄夫ジッチャン(大阪府在住の祖父)も喜ぶ優勝だぜ!優勝!それもハイチとのハーフと云えども日本人初の世界一だ。だからオイチャンは日本男児として、君のことを最大限の言葉で褒めてあげるヨ。泣くに泣けたぜ!ナ・オ・ミちゃん。表彰式の撮影会で、ボールボーイをバックに正座でカメラに応えていた姿も謙虚で良かった。そして残念ながら惜敗しても勝者を称えることを忘れないペトラ・クビトバチェコ)も人格者としても立派な選手だった。

 

    今更ではないが、本物の鷹はこのように爪を隠しながらも人々に感動と勇気を与える。

 

   日本テニス界はもとより、世界的な歴史的快挙を遂げた彼女の偉業はさておき、4回戦の試合途中で棄権した錦織圭の人気は、日本国内ばかりで外国人記者からの人気はいまひとつのようだ。最大の原因はジョコビッチ戦に勝てなかったことではなく、彼らがテニスアカデミー出身にあることらしい。

 

    アカデミー出身者は、若いころからテニス漬けの毎日だったことから、インタビューをしてもコメントが限られたことに終始するという。つまり、ツ・マ・ン・ナ~イ!!試合後の会見を聞いてもテニスの英才教育を受けてきた彼らのコメントは、テニスの技術論や試合中の心理状態に関することばかりで、外国人記者にとっては物足りなく会見席を立つ記者も多いという。

 

 そこに行くと本格的にテニスアカデミーに通わなかったナダルフェデラーや昔の悪童マッケンローなどは、自宅から練習場に通い、特にマックは口が悪く粗暴でヤンチャだったが学校の授業にはまじめに出席していたため、涵養性もあって、彼なりの政治、思想、信条、主張とワガママが記者の人気を集めたという。

 

 また、ある女性テニスプレイヤーは、試合後に自身の考え方として「差別問題」、「貧富の格差」や「世界情勢」にコメントしたところ、次の大会から大勢の記者が会見場に押し寄せたという。反面、アカデミー出身のシャラポアは心理不安から薬物に手を出した。

 

 外国人記者は、大会における選手の技術論や心理状態を一通り聞くことは、当然のお仕事と割り切る。今回のようなメジャー大会になればなるほど、どうやら選手の政治や思想信条に対する本音、試合の向こうにあるエピソードや裏話を聞きたがるようだ。

 

    この点、そうした質問を避けたがる日本人記者の質問は稚拙で幼稚に聞こえ、外国人記者に比べ遥かに見劣りする。これは国内のスポーツ記者の資質にも問題があるのかもしれない。

 

 それに敢えて申しあげるが、錦織は決定的な場面で、ずば抜けた強さがない。それにメジャー大会のトーナメントに期待されながらも、いつも期待を裏切られる彼の試合運びと思うのは当方ばかりでなく、冷静な目で試合運びを見ている海外報道陣も諦め顔だ。大坂なおみに比べ今回の全豪オープンでベスト4を賭けた14連敗中のジョコに、いいとこなく早々に途中棄権したのもイタイ。名実ともに彼が世界の人気プレイヤーとして再び注目を浴びる日は果たして来るのだろうか。

 

 最後に先のTBS系テレビ番組「情熱大陸」で、日本では屈指の脳外科のベテラン、世界的にも有名女医が若手男性研修医に向かって発言した内容をここでご紹介しておきたい。

 

  「キミは不正入学で医学部に入ったの?」「いいえ違います。」「ふーん。まともに医学部の入試を受けたら合格者の80%は女性だからね。」、「もともと、男性より女性の方が、頭がいいからね!」、「でも、頭のいいことと、いい医者になることは別の次元の問題だからね・・」「そのことをよ~く考えて、これからもいい医者を目指して頑張りなさい!!」と。

 

   真に力があるということは、そういうことだ。