Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

今年最後の極めつけの「お見舞」

f:id:koushuya:20181230174531j:plain


 入院中、どこの病室やベッドでも見舞客が頻繁に訪れる。お見舞いも時間やタイミングを考えるとなかなか難しいものだ。患者の体調はもとより、続々とお出でいただく見舞客の対応も大変だ。家人でもいれば話は別だが、患者一人での対応は尋常な体ではないが故に結構疲れて負担も重い。

 

 そのうえ、予期していない御見舞客が面会時間外にお見えに来られるようなものなら患者にとっては結構、シンドイ事態となる。患者は朝6時の起床から始まり、検温、体重・血圧測定に洗面に投薬、朝食に続いてほどなく医師団の回診を受ける。それに術後検査にリハビリで午前中は簡単に潰れる。午後は午後で再び検査、受診や清拭など、21時の消灯を迎えて、ホットするのが患者の本音。

 

 だから、誰にも知られずこっそり入院、手術に及ぶのが患者の常道。その点、大学病院は入院期間が極端に短いのでお見舞いを凌ぐには格好な環境が揃っている。気持ちのある方は患者の負担ならぬよう、神社やお寺でこっそり「お百度参り」などの願を掛けてくれたりもする。それはそれで有難い。

 

 慶事ならともかく、ご不幸もご入院そうだが、この手のイベントは人知れず、こっそり何事もなかったように流して、後日「実は・・・だった」とお知らせするのが、当事者や関係者にとっても互いにハッピーで賢明だ。

 

(今回の経験から)

   お見舞は手短に、御見舞品の「お花」は感染症のリスクがあるため今や不適。できたら、お守りや週刊誌などが適当だ。掲載記事に「病気」や「相続・遺産」といった記事が載っているものは避け、患者が気軽に読めるものが良い。それに患者の食事時間を外し果物やプリン等の食べ物は、特に消化器の外科手術を受けた患者には慎重に対応した方が妥当だ。

 

f:id:koushuya:20181230174607j:plain


  さて、冒頭に掲載の写真は入院中に「とある方」から頂いた代表的な「御見舞」。それに、これは本日、自宅に届いた超ド級の「胡蝶蘭」。「どえりゃーびっくっり!!」はて、こうなると返礼の「快気祝い」にも病気以上の気を遣うのが悩みのタネ。