死んでもあなたと 暮らしていたいと
今日までつとめた この私だけど
二人で育てた 小鳥をにがし
二人で書いたこの絵 燃やしましょう
何が悪いのか 今もわからない
だれのせいなのか 今もわからない
涙で綴りかけた お別れの手紙
この曲、お分かりですよね。そう、昨日のテーマ、由紀さおりが唄う「手紙」ダス!作詞は勿論、巨匠:なかにし礼、作曲:川口真です。
うーん・・この歌には「けじめ」というか強い「覚悟」を感じるんですな!
一番の各小節の頭の詞だけでも「死んでも」「今日まで」「二人で育て」「二人で書いた」「何が悪いのか」「誰のせいなのか」ときて「泪で綴りかけた・・」と結局は、別れが云えない無念と切なさが滲み出ている。と、きて、
二番では「できるものならば」「もう一度生まれてやり直したい」とくる。ここに後悔、弱さや儚さを感じるんですよね。
みんなそうなんです!! 場面が違ってもこうした気持ちは男女の関係に限らず、人生のあらゆるシーンで起こるんですよね。若き頃の過ち、家庭生活、社会生活等と「何が悪いのか」「誰のせいなのか」「できるものならば」「もう一度生まれてやり直したい」は、いずれにも共通する。
でも、こういう時は、グダグダ迷わず、「二人でお酒を」だすな!そんな潔さも人が生きていくには必要だ。
つまりーっ! うらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して・・
この楽曲、作詩は、モチロン山上路夫、作曲は、巨匠:平尾昌晃、これをJUJUにでも唄わせれば最高だ。
でも、退院しても「胃ろう」を点滴しながらのカラオケでは気分も日光手前の今市だろうな!そんな時は、行きつけのスナックのママに頼んで、点滴袋にちょっとだけお屠蘇代わりに「吉四六」を垂らしてもらおっと・・!
(今日のおまけ)
お陀仏なら仕方もないが、一番厄介なのが麻酔から醒めないこと。渡辺淳一の小説「麻酔」にはそのことが詳しく描かれている。向学のためにご興味ある方は是非ご一読してみてください。ね!