Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

執行命令

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  こうなってくると、途端に死刑反対派の声が急に大きくなる。だれも関係ない人がいわれもない理由から命を奪われる。動機は身勝手であって、殺害方法やその残虐性を見れば死刑判決の確定によって死刑執行は当然のことだ。

 

 光市の母子殺人事件で一旦は無期懲役刑判決を受けた少年の差し戻し判決で死刑が確定。その後、再審請求が出されているなか、奥さんとお子さんを一度に亡くしたご主人の気持ちはいかばかりか・・・。

 

 もし、こうした人の家族や身内が、ある日突然命を奪われても、その人たちは「死刑反対」が叫べるだろうか?死の代償は死を以ってしか償えないのである。むしろ事件から20年もの間、その原因やそこに至ったプロセスは一向に明らかにされなかった。ある死刑囚は口を噤み、ある死刑囚は精神に異常を来した。

 

 上川法相は、史上まれに見る極悪執行人のように言われているが、彼女が執行命令書にサインをしなければ、秋口の内閣改造で法相となった新大臣までもが執行の判断に揺れる。いってみれば上川法相は自分の命さえ狙われかねない中で、一気にオウム事件にケリをつけたともいえる。

 

   8月になれば、原爆投下の日や終戦記念日を迎え、来年には天皇陛下が退位する。そうした中での執行。決して早すぎたとは思わない。

 

    現在、死刑判決を受けた死刑囚の数は111名。うち92名が再審請求中。新天皇が即位すると当然「恩赦」も「特赦」も考慮されるだろう。そうなると死刑囚の減刑も考えられるだろう、収監されているその間、国費で彼らの刑務所生活は保障される。

 

(今日のおまけ)

 この手の話は、警察、公安や司直が絡む話なので、とかく世間はこうした話を避けたがる。時として、こうした話題を採りあげたことで、自分の周辺に良からぬことが起きやしないかと怯えているのだ。訳もない不安や恐怖が「ヒタヒタ」と押し寄せてくることに、なるべく関わらぬよう、また、その原因も作らぬようにしている。

 

 余計な場所では、年甲斐もなく元気ハツラツによく意見をするようだが、国家、思想、信条、宗教、治安、部落、在日のカテゴリーに話が及んでくると、いきなりトーンダウンする。

 

 だったら、何も言わず最初から寡黙を貫いておいたほうが身のためだ・・・!。