Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

真のオシャレ(実力)とは?

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   熱戦が繰り広げられているサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、出場国選手のほとんどが腕にタトゥーをしている。その昔、マンチェのベッカムが刺青をしていた。当方、中学生時代万年筆のペン先が腕に刺さり、以来、インクが皮下に残ったまま、ホクロのように残っている。

 

     タトゥーや刺青が何故スポーツ選手に流行るのか?これがファッションの1つといえばそれまでだが、日本は、古来からタトゥーや刺青を入れた者に対する差別や偏見があるので、日本選手がこれを入れている姿はあまり見かけない。ただ、流行だから最近の若者はピアスに飽き足らず体のそこらにタトゥーを入れている。

 

    酒井法子覚せい剤所持・使用で逮捕されたことは記憶に新しいが、彼女も足首に梵字が彫られていた。つまり、刺青はその筋の人たちと一般人を識別する印として使われてきた。 島流しにあった流刑人にも手首にそれと分る刺青が彫られ、一見して前科者だと皆が分るようにしてきた。 だから、温泉、銭湯、サウナやプールもそうだが「刺青のある方お断り」とある。

 

    つまり、犯罪者に入場制限を設けている訳だ。でもメッシ、ネイマールも身体中にタトゥーが入っている。肌黒で頭金髪 気色悪い髭 腕は墨だらけ嘘泣き転がりまくりネイマールをみて、そんな姿にみんなが憧れているようには到底思えない。

 

    最近は黒人でも彫っているのか分らないような刺青を入れている選手も多い。日本選手と外国選手とのこの違いは、一体なんなのだろうか、外国と日本文化や価値観の違いだろうか。

 

    金髪にピアスにタトゥーだが、髪の毛のカラーリングも含め、これは潜在的コンプレックスや虚勢と見た。ブロンド髪にあこがれ髪の毛を染め、ロッドマンのように有名実力選手がピアスをすれば、若者はこぞってそのまねをしたがる。

 

    この精神構造、車をむやみに飛ばす未熟な若者ドライバーの姿にカブる。つまりスピードが出るのは車自体であって、自分自身が速いのではないことを理解していない。車の性能と自身の実力を取り違えているのだ。

 

  一般人の当方からすれば、親からもらった体に彫りモノを入れるとは、堅気の世界からの離別を意味する。刺青を入れたいって思う人の気持ちは未だかって理解できない。余計なお世話かもしれないが、知り合いの医者に聞いた話だが、入れ墨を消すのには皮膚の真皮までそぎ落とさないといけないそうで、術後は火傷のようなケロイド状態になるという。

 

(今日のおまけ)

 我が家の娘が高校を卒業したころ、耳にピアスをするために穴を開けたいと言ってきた。母親は何も言わなかったが、当方は「流行を追うな!」と窘めた。「そんなことをしなくても充分綺麗だ」と褒めたりもした。それ以上に耳にはツボがあって、それをすると健康上問題が残ることも伝えた。

 

   神経内科の主治医の説明では「神経が一旦切れてしまうと、年に0.1ミリしか修復できないので1ミリ切断した場合には繋がるまで10年かかる」と言われたことを思い出す。

 

   以来、娘は未だかってピアスをしていない。多分、孫娘にもピアスはさせないだろう。