Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

思い切り吸って吐き出せ

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 早朝散歩の折には、NHKラジオ第一の「ラジオ深夜便」を聴きながら歩いている。数日前のインタビュー「明日へのことば」で書家の新井光風氏が語っていた。書道を始めたきっかけは筆の柔らかさとしなやかさだったそうだ。それまで、自分の周囲にはゴツゴツとした無機質な物しかなかったが、初めて筆を手にしたときからこの世界のめり込んだという。

 

 今は師範となられ、学生たちに書道を教えているらしいが、驚いたのは師事した師匠に御稽古をつけてもらう前に徹底的にその字が持つ意味、由来などを古文書等からひも解く探究心の凄さには舌を巻いた。書き上げた後も、師匠から指摘されたことを反復、反芻して自分が納得いくまで追究するという。時には眠ることも忘れてそのことに没頭するらしい。

 

 その上、これまで納得して書き上げた書は一つもないという。いきなり半紙に向かって書は書けないという。文鎮、硯や筆などを置いたまま、何日も前からひたすら頭の中に「字」のイメージ膨らませ、ぼんやりした輪郭が浮かび、書体、墨の濃淡や筆運びの強弱がしっかりとしたときに初めて筆を執るという。だから、展示会などで直筆する時は苦しいという。

 

 教え子の学生達には、気を吸って、吸って、書いて、書いて、書きまくって、そして吐き出せと指導しているらしい。書ける時、書くときは早々にはないという。この番組を聴いていて、由来、基礎、練習を重ねても奥が深すぎて、未だかって書の極みが掴めないという。

 

 その道を極めるとは、こういうことかも知れない。オフザケで身勝手な解釈だが、それを本来、「極道」というのかも知れない?(当方旧知の書家は、甲府の故長澤草鳩先生。一晩中呑み明かして出勤前までゴミ箱に身を隠して、ゴミ箱から出社した逸材の書家)

 

(今日のおまけ)

   知らなかったねぇ???次男に聞いた話。えっ!あのサッカーW杯の日本代表のMFの原口元気のお母さんが山梨県出身だとは???しかもお母さんは我が母校の5歳、6歳下の後輩だったとは・・?

 

 しかも、お母さん埼玉県で獣医をしがてら、ちょくちょく原口と一緒に甲府に帰省しては里垣小学校のグラウンドで練習をしていたという。それに今、オフには北杜市の尾白川渓谷でリフレッシュしたという。

 

 それにもう一つ、当方、お気に入りのNHKの朝ドラ「半分、青い!」の主人公楡野鈴愛役の永野芽郁が、あのUQモバイルCMの三姉妹(長女:深田恭子、次女:多部未華子、三女:永野芽郁)だったことを知らされたのには驚いた。 そして、さらに永野芽郁のプロフィールまで教えてくれた。1999年生まれで小学生の時に吉祥寺でスカウトされたらしい。2013年の大河ドラマ『八重の桜』で子役を演じ、2年前の「カルピスウォーター」CMキャラクターだったともいう。

 

 おいおい驚かせてくれるんっじゃねえかい!母ちゃん、もしかしてウチの次男坊のお仕事は、スポ・芸の取材記者だったかい?通名はもしかして「茄子元マサル梨元勝)」?