Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

朝やけに見る光と影

f:id:koushuya:20180606035840j:plain

 早朝散歩を初めて約10日。自分でも良く続くものだと感心している。東雲の中に小鳥の囀りを聴き、朝モヤの中で新鮮な空気を体いっぱいに吸い込む。

 

  うっすら背中に汗をかくくらいが丁度いい。気持ちも清々しい。

 遥か向こうに医大の附属病院を遠望する。やはり、会社も病院もそうだが本社、本店が機能、権力、技術力、品質やスタッフのどれをとっても揃っている。

 

    治療も手術もそうだが病院にかかるのなら、別院(支店や営業所)ではなく、やはり本院(本店営業部、本部)に限る。都心に有力大学の附属病院が集中するのもそのせいだ。

f:id:koushuya:20180606035905j:plain

 散歩の途中に街かどのビルをふと見上げると、秋葉原で有名となった電気店サトームセン」の看板跡がうっすらと壁面に残っている。この会社、今も営業しているのか判らないが、このビルから撤退した後は、ドラッグストアや居酒屋がこのビルに店舗を構えた。専門店だったビルが、ことさら雑居ビルの様を呈している。

f:id:koushuya:20180606035924j:plain

 日課の早朝散歩を終えて、自宅近くまで戻ってくると、ここでも仲睦まじい母娘が朝の散歩を楽しんでいた。電気店サトームセン」は衰え、朝日を浴びながら小さな命が前を向いて懸命に歩きだそうとしている。朝焼けにみる栄枯盛衰の光と影、この親子よくよく見たら、徳兵衛の娘親子だった。お久しぶりだね!(´・ω・`)

f:id:koushuya:20180606035951j:plain

(今日のおまけ)

 辞職や辞任は、職務や役職を自らの意志でやめるときに使われる。つまり会社都合ではなく自己都合で辞める時に使う。勿論、こうなると退職金や失業保険給付が減額されるので、できたらリストラなどで、止む無く会社都合で辞める方がお得だ。

 

   取締役なども同じで、辞任の意思を自ら表わせば、任期に関係なく辞めることが可能だ。

 

 ただ、ここで注意したいのは、取締役が辞任することによって、組織、会社や団体が損害を受ける場合は、取締役に対して損害賠償義務が生じる。

 

   つまり、役員の辞任は平社員に比べて責任が重い。勿論それだけの報酬を貰っているのだから当たり前と言えば当たり前のこと。

 

 これに引き替え退任は、単に職務や役職を退くことなので、そこには本人の意思は働いていない。ただ、会社都合で退職したときでも、退任となるが、平社員が止めても退任とはいわない。

 

 一般的には任期途中でやめる場合は辞任、任期終了後にやめる場合は退任となる。先の財務省佐川前財務局長が「局長の役職を辞し退職(任)したいと」報道機関のインタビューに回答している。万やむを得ずの空気を滲み出す特異な言い廻しだ。

 

 さて、一番キツイ一撃が解任だ。自分の意思が働かず会社や組織の意向で職務や役職をやめさせられる場合に、この解任が使われる。株式会社の場合は株主総会の決議によって取締役が解任される。逆に本人の意志が働かないので、正当な事由がなく解任された場合には、会社に対して損害の賠償を請求することも出来る。

 

 意思一つで捉え方や扱いが全く違う。日大アメフトも官僚も決議で解任されたのではなく、本人の申し出による辞任が認められたに過ぎない。どこまで行っても、どこへ行っても外には厳しく、身内には甘い。